台湾国際バードウォッチングマラソン2023が始まります!
台湾南部、特に雲嘉南地域は、独特な地理環境と豊富な自然が共存するバードウォッチングの聖地です。ここでは、温帯から熱帯にわたるさまざまな気候条件がそろい、670種以上の鳥類が生息しています。その中には、32種の台湾固有種が含まれています。特に春と秋には多くの渡り鳥が訪れ、バードウォッチング愛好者にとって見逃せない季節です。
今年も「台湾国際バードウォッチングマラソン」が開催されます。このイベントは、10年以上の歴史を持ち、参加者は24時間にわたって山や海で鳥たちを観察することができます。2023年の開催日は、10月28日(土)から29日(日)で、場所は台南市の七股ビジターセンターです。
参加者は、絶滅危惧種のクロツラヘラサギやセイタカシギ、さらにはソリハシセイタカシギやタゲリ、ヘラシギなどの希少種を見るチャンスがあります。また、参加費は無料で、3〜4人のチーム単位で参加できます。
各参加チームには、食事や宿泊、交通費用として5000元(台湾ドル)の補助金が用意されており、さらに雲嘉南地域に宿泊した場合は、台湾の有名ブランドによる冷感半袖Tシャツ(定価1000元・台湾ドル)もプレゼントされます。外国人参加者のためには、英語のガイドも用意されており、安心して参加できる環境が整えられています。
参加申し込みは2023年8月8日15:00(日本時間)から開始され、定員になり次第終了となります。申し込みは
こちらのURLから可能です。また、外国籍チームの参加については、エントリー後に主催者にメールでお知らせする必要があります。
台南市の魅力
イベント参加のついでに訪れたいのが、台南市の魅力です。この街は、世界の旅行サイト「Booking.com」が選ぶ「2023年サステイナブルツーリズム世界トップ10」に選ばれた台湾唯一の場所です。台南は台湾の最古の街の1つであり、歴史的な建物や伝統的な食文化、そして路地裏には古いお寺や提灯が並ぶ風情ある光景が広がっています。
観光スポットは「台湾好行」というシャトルバスで簡単に巡ることができ、スロートラベルを楽しむことができます。自然に触れ、歴史を感じながら、バードウォッチングの合間に台南の街を散策してみてはいかがでしょうか。
楽しい思い出ができること間違いなしの「台湾国際バードウォッチングマラソン」、皆様のご参加をお待ちしています!