シニア人材の新たな挑戦、独立を支えるオンラインコミュニティ「顧問サロン」

シニア人材がつながる「顧問サロン」とは

近年、シニア人材の働き方が注目されています。特に、58歳で早期退職を選んだ男性が独立する道を歩み、その後の成功についての事例が注目されています。その男性の名は永田弘道さん。元博報堂に勤務し、30年以上のキャリアを持つ彼は、シニア人材向けのオンラインコミュニティ「顧問サロン」を通じて、自身の経験を存分に活かしています。

58歳での早期退職と独立の決断

永田さんは、博報堂で新卒から30年以上の長きにわたり、広告業界でキャリアを積んできました。55歳を過ぎた頃から、再雇用制度による給与の減少や漠然とした不安から独立を考え始め、58歳で早期退職を果たしました。独立後は、今までの経験を生かしてコンサルタントとして活躍し、4社のクライアントを有するまでに成長しています。

「私も独立してからは色々な不安がありました。YouTubeやSNSを利用して情報を発信しながら、顧客を見つけるために努力しましたが、最初はなかなかうまくいかなかったですね」と永田さんは語ります。そんな中、彼はBEYOND AGEのオンラインコミュニティに参加し、同じ目標を持つ仲間との交流を求めました。

「顧問サロン」の設立と活動内容

BEYOND AGEの代表、市原大和さんのビジョンのもと、シニア専用の審査制、有料オンラインコミュニティ「顧問サロン」は立ち上がりました。このサロンは、シニア人材が独立し、新たなビジネスチャンスを見出すためのサポートを提供することを目的としています。「自信を持って一歩を踏み出せる」マインドを育むために設立されたこのサロンは、月額5,500円（税込）で経営者や顧問同士の交流、相談の場を設けています。

現在、約40人の会員が在籍し、さまざまな業種から集まったシニア人材が参加しています。月に4回程度のオンライン及びオフラインで行われるセミナーや勉強会、さらには交流イベントなど多彩な活動が繰り広げられています。「顧問サロン」に参加している会員の一人は、「同じ境遇の人たちと交流できる場ができて、相談しやすい関係になれました。心強い仲間ができたことで不安も軽減しました」とその効果を実感しています。

シニア人材の新たな就業環境を創出

近年の大手企業では早期退職の募集が増加傾向にあり、シニア人材の雇用が見直されています。しかし、一方でシニアの多くは、年齢が理由で再就職を難しいと感じています。BEYOND AGEが行った調査によると、約77.8%のシニアが働き続けたいと考えている一方で、実際に行動を起こしている人は少数にとどまります。これは年齢の壁による不安が原因とされています。

このような中、「顧問サロン」はシニアが新たなキャリアを築くための場として、重要な役割を果たしています。サロンは、参加者に必要な知識や情報を提供し、ビジネススキルの向上を促進します。また、独立に踏み出すためのメンタル面でのサポートも行うことで、シニアに勇気を与えています。

まとめ

シニア人材は、今後ますます重要な存在となるでしょう。「顧問サロン」を通じて、彼らが自信を持って次のステップに進むことができる環境を整えることは、社会全体にとっても意義深い取り組みです。今後もこのようなコミュニティが増え、シニアが活躍できる場が広がっていくことを期待しています。

顧問サロンサービスサイト

会社概要

会社名： 株式会社BEYOND AGE
代表： 代表取締役市原大和
本社： 〒104-0061 東京都中央区銀座1-16-7 銀座大栄ビル 6階
事業内容： シニアのオンラインコミュニティの運営、シニアの独立・起業支援の研修、シニア独立メディア「シニア独立100万人」の運営
会社URL