第一回世界料理学会
2019-02-14 08:35:09

料理界の未来を見据えた第一回「世界料理学会」東京in豊洲の開催

第一回「世界料理学会」東京in豊洲が開催



2019年2月9日と10日、豊洲市場で国内外の料理人が集う「第一回世界料理学会 東京in豊洲」が開催されました。このイベントは、料理界に多大な影響を与えることを目的とし、参加者は料理哲学の発表や意見交換を通じて、日本の食文化の発展に寄与することを目指しました。

世界料理学会の意義



「世界料理学会」は2009年に北海道・函館でスタートし、以降流通料理や技術の革新を促進する役割を果たしています。豊洲での開催は、多くの東京の料理人や食材業者の協力により実現しました。今回のテーマは「伝承」で、特に日本料理の重要性を再認識する機会となりました。

オープニングセレモニーでは、小池百合子東京都知事や各国の大使・大使夫人が出席し、盛大に幕を開けました。特に、小池知事は豊洲市場が築地の伝統を受け継ぎながら新たな食文化の発信地として成長していることを強調し、今回の学会が新たなブランド創出につながる期待を寄せました。

オープニングセレモニーの施策



式典では、秋山能久総合ディレクターが「伝承」について語り、料理界の技術や知恵を次世代に伝える重要性を訴えました。また、泉未紀夫豊洲市場青果連合事業協会会長もその意義を評価し、今後の持続的な開催を願う発言をしました。最後には、全員で「エイエイオー」と声を合わせ、参加者の結束を確認しました。

充実したプログラム



オープニングセレモニーが終わると、2日間にわたり日本全国の著名な料理人が講演を行いました。登壇者には、「日本料理龍吟」の山本征治氏や「すし匠」の中澤圭二氏など、各分野で高い評価を受ける料理人が名を連ねました。彼らは料理や道具に関する知識や技術を熱心に語り、会場の若手料理人や関係者も真剣に耳を傾けていました。

特に注目されたのは、料理人同士のトークセッションや来場者との質疑応答の時間であり、一流の料理人たちがどのようにして技術や哲学を後世に引き継いでいるのかをひも解く貴重な機会となりました。

結論



「世界料理学会」は今後も継続して開催予定であり、今後の展望として、日本の伝統的な食文化がさらに世界へ広がることが期待されています。この取り組みにより、和食はユネスコの無形文化遺産としてより多くの人々に愛され、広まっていくでしょう。

今回の第一回目のイベントは、食文化の新たな進展を感じさせるもので、参加した料理人たちの情熱や意気込みが感じられる機会でした。

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株式会社STORY
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電話番号
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