化粧水「ひとか」の誕生
2021-01-06 15:14:14
園芸用品から生まれた斬新な化粧水「ひとか」の軌跡とその魅力
園芸用品が化粧水に大変身!
昨年、沖縄の研究育成集団「悟空のきもちTHE LABO」が開発した「園芸用花びら液」が、化粧水として販売されることが決まり、注目を集めています。この化粧品は、成分そのままに化粧品登録を行い、2021年1月11日に発売されることになりました。もともとは花を長持ちさせるために開発されたこの製品が、どうして化粧品へと進化を遂げたのか、その背景を探ります。
開発のきっかけ
このプロジェクトは、新成人沖縄医大生の太田旭君(19歳)を中心に、コロナ禍最中に進められた研究プロジェクトから始まりました。彼と仲間たちは、沖縄のハイビスカスの花をどうにかして長持ちさせようと奮闘し、試行錯誤の末に「園芸用花びら液」を発表しました。これが、後に大手百貨店から化粧水としての需要に繋がるとは、彼らも考えていなかったでしょう。
研究に取り組む若き夢追い人たち
「花びら液」は、直接花びらに吹きかけるタイプで、水に比べて1.3~1.8倍長持ちさせる効果があります。この商品を開発する過程で、彼らは様々な化粧品を試したが、最終的には用途の違いによって枯れてしまりました。それを経て、彼らは「自分たちの製品にこそ新たな可能性がある!」と気付きます。そして「ひとか」という名前で、成人の日に化粧水としての販売が始まることになりました。
製品名「ひとか」の理由
「ひとか」という名前には、深い意味が込められています。花も女性も、両者ともにいつまでも美しく咲き続けたいと願っています。また、ヒト科をモチーフに設定されており、花と人間は共通するものがあるというメッセージがこめられています。花びらも肌も、潤いがなくなると枯れてしまい、それを保つためには水分が欠かせません。これを通じて、未来の人たちが美しく咲き誇るよう願いを込めています。
緊急事態宣言からの希望
成人式が失われた2020年、彼らは「この時代の成人たちに祝砲を送りたい!」という気持ちから、化粧品「ひとか」の発売日を成人の日に決定しました。彼らは、夢の国である日本だからこそ可能なことを信じ、両手で抱えきれないほどの夢を抱きながら大人の仲間入りを果たします。彼らの挑戦は、夢や希望に満ちた新しい未来を創造する一歩となるのです。
まとめ
「悟空のきもちTHE LABO」は、子供たちの力を信じて成長し続ける組織として、2020年に設立されました。彼らは日々、様々な研究や商品開発に取り組んでいます。この「ひとか」が、日本のみならず世界中の人々に、美しさや潤いの大切さを伝えるきっかけとなり、さらなる可能性を広げることを期待しています。彼らの挑戦と夢は、今後も多くの人に影響を与えることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 悟空のきもち THE LABO
- 住所
- 福島1-1-12 堂島リバーフォーラム404
- 電話番号
-
03-6743-4334