Kinetics、会員プログラムと公式アプリを新たに展開
ストリートカルチャーの中心地である原宿において、Kineticsが新たに店舗とECを統合した会員プログラムを導入し、公式モバイルアプリもリリースしました。この取り組みは、株式会社Stackと連携して行われたもので、顧客の購買体験の向上を目指しています。
新しい会員プログラムの特徴
Kineticsの会員プログラムは「MEMBERSHIP REWARDS」と呼ばれ、オンラインと実店舗の両方で利用できることがポイントです。以前は、オンラインストア専用のポイント制が設定されていたため、店頭での購入時にはポイントが付与されないという不満が顧客から寄せられていました。この声を受けて、今回のプログラム刷新が実現しました。顧客はこれにより、店頭購入でもポイントを蓄積できるようになります。
モバイルアプリの導入
加えて、Kineticsは顧客がいつでもどこでもサービスにアクセスできるよう、公式モバイルアプリを開発しました。このアプリは、iOSとAndroid両方に対応しており、アプリ内では限定クーポンや抽選販売などの特典が設けられています。これにより、顧客はさらに楽しいショッピング体験をすることができるでしょう。
Kineticsの歴史と展望
Kineticsは2003年に原宿で誕生し、以来ファッションやストリートカルチャーの発信地としての役割を果たしてきました。2021年10月には新生Kineticsとして渋谷に店舗を移転、2023年6月には公式オンラインサイトを立ち上げました。そして、20周年を迎えた2023年9月には、原宿店をリニューアルオープンし、ブランドのさらなる成長を志向しています。
顧客の声を反映したサービス
Kineticsを愛するファンからのフィードバックが、新たなサービス開始のきっかけとなったことも注目ポイントです。一人の顧客からのつぶやきが、ポジティブな変化をもたらしました。このように、顧客の声を大切にする姿勢が、Kineticsのブランドイメージを高めています。
Stackの支持
Kineticsの会員プログラムおよびアプリ開発は、Stackの支援の下で実現しました。Stackは、SaaS型の小売基幹システム「SQ」を提供し、さまざまな機能の拡充を続けている企業です。2021年にはモバイルアプリ構築のサービス「Appify」と、ロイヤリティープログラムの展開を可能にする「VIP」を公開し、現在では200以上の企業にサービスを提供しています。
Kineticsの新たな取り組みは、ストリートカルチャーやファッションのトレンドを牽引し続けるブランドとしての地位をさらに強化するものとなるでしょう。