Orbital Lasersがゼロデブリ憲章に署名
2024年10月14日、東京都港区に本社を置く株式会社Orbital Lasersが、欧州宇宙機関(ESA)が主導する「ゼロデブリ憲章」に署名したことが発表されました。この憲章は、2030年までに宇宙空間のスペースデブリの発生をゼロにすることを目指す国際的な取り組みであり、宇宙環境の持続可能性を実現する目的が掲げられています。
ゼロデブリ憲章とは?
ゼロデブリ憲章は、宇宙ミッション中に発生するデブリの確率を1,000分の1以下に抑えることを要求し、さらにミッション終了後にデオービットの成功率を99%以上にすることを目指しています。この目標達成には、宇宙関連の国際コミュニティが協力し、具体的な施策を遂行することが重要です。
Orbital Lasersの取り組み
Orbital Lasersは、独自に開発した宇宙用レーザー技術を駆使し、スペースデブリの除去事業に取り組んでいます。コントロールが効かないロケットや衛星といった大型デブリから、数センチメートルの微小な破片まで、様々なデブリが存在しますが、当社の技術により、これらを遠隔操作で制御し、安全に除去できる可能性が広がります。
さらに、Orbital Lasersは今後の技術の進化を通じて、スペースデブリの除去だけでなく、軌道上にある衛星や宇宙ステーションの保護にも貢献していく意向を表明しています。
目指す未来と会社のビジョン
Orbital Lasersの使命は、「衛星レーザー技術で人類に革新をもたらし、宇宙そのものの新たな未来を切り開く」ことです。今回のゼロデブリ憲章への署名は、このビジョンに基づき行われ、宇宙の安全性や持続可能性の向上を通じて、人類の宇宙利用の発展に寄与することが期待されています。
このように、Orbital Lasersは宇宙環境の保護に向けた意義ある一歩を踏み出し、今後の展開に注目が集まっています。
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