株式会社ウェルネストコミュニケーションズ(東京都渋谷区)は、通販業者向けの革新的なサービスを発表しました。今回導入されたのは、株式会社ソフトフロントホールディングスの子会社である株式会社ソフトフロントジャパンが提供するAIオペレータ「commubo」です。この新サービスは、特に増加している通販業界のニーズに対応しており、顧客サービスをより効率的かつスムーズに行うことを目指しています。
ウェルネストコミュニケーションズは、全国に複数のコールセンターを運営しており、IT技術を駆使して企業の顧客接点を強化しています。新たに追加された「commubo」を用いたAIオペレータサービスは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する一環として位置付けられています。これにより、ボイスボットを用いた電話業務が自動化され、顧客の応対品質が向上します。
特に通販業界の需要増加を受けて、ウェルネストコミュニケーションズは「スナッチ対応」という手法を取り入れています。この方法では、顧客の名前と電話番号を収集し、電話を一度切った後、ピークが過ぎた後にコールバックを行います。このプロセスによって、入電の「あふれ呼」に対処しつつ、一次受付の登録率は80%を超えるという実績があり、顧客の満足度向上に寄与しています。
また、このAIオペレータサービスは、顧客対応の均質化や、クレームの発生を抑えた環境の実現を目指しています。24時間365日対応可能なこのサービスにより、業務効率が向上することはもちろん、通販事業者の売り上げ拡大にもつながると期待されています。
ソフトフロントジャパンは、AIオペレータサービスのシステム全般を担当し、ウェルネストコミュニケーションズによる効果的なソリューションの展開を支援しています。これにより、全国各地で新たな顧客体験を提供することが可能となります。
ウェルネストコミュニケーションズは、創業以来のICTアウトソーシング(コンタクトセンター)事業を通じて、AI技術を用いたOCRや音声認識、RPAなどの導入に積極的に取り組んでいます。オムニチャネル化を進めることで、新しい顧客体験(UX)やデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目指しています。さらに、東京大学医学部で得た知見を活かし、急速に拡大するヘルスケア分野でも新しい医療サービスの提供を目指しています。
ウェルネストコミュニケーションズは、AI技術によって人々の生活を豊かにすることを最大の使命とし、今後も様々な業界へのサービス展開を行っていく予定です。
詳細な情報を知りたい方は、以下の公式ウェブサイトをご覧ください。
ウェルネストコミュニケーションズ:
https://wellnest.co.jp/
ソフトフロントジャパン:
https://softfront-japan.co.jp/