2025年2月20日(木)に、東京科学大学キャンパス・イノベーションセンターINDESTにて、量子コンピュータの産業化実現に向けた特別対談イベントが行われます。今回のイベントには、株式会社JijのCEOである山城悠氏と、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)のG-QuATセンター長で東京科学大学特別顧問の益一哉氏が登壇します。
イベントの主題は、「量子コンピュータの産業化実現に向けたグローバルエコシステムの構築」です。量子技術の進化とそれがもたらす社会への影響は、ますます広がっています。特に、産官学連携を通じて新たなイノベーションを生み出すことが求められています。この特別対談では、日本の量子技術における強みや、今後のグローバルリーダーシップ確立に向けた展望について深く議論が交わされます。
今回の対談は、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われるため、参加希望者は最大600名まで受け入れられますが、対面参加は最大50名に制限されています。参加費は無料ですが、事前申し込みが必要となります。興味のある方は、公式ウェブサイトからお申し込みください。
登壇者の一人、山城悠氏は、沖縄県出身で東京工業大学大学院にて量子アニーリングの研究を行ってきた経歴を持ちます。彼は、社会課題の解決に貢献することを使命に、Jijの事業を率いています。同社は、量子と古典コンピュータのハイブリッドアプローチを通じて、エネルギー業界や製造業において約40件のユースケースを創出してきました。
もう一人の登壇者である益一哉氏は、東京工業大学で長年研究を重ね、2023年に設立された産総研のG-QuATセンター長として、量子技術とAIの融合による新たな計算技術の社会実装を推進しています。彼の目指すところは、持続可能な社会の実現に向けて、量子コンピュータを駆使した様々なユースケースの創出です。
この特別対談では、量子技術の最新動向についてだけでなく、産業分野への応用や社会実装についても触れられ、参加者はディープテックやスタートアップ関連の最新情報を得る絶好の機会となるでしょう。現場で直接意見を交わせる機会が得られるのは貴重なチャンスです。特に、量子分野の専門家や企業関係者、研究機関の方々には、今後のビジネスチャンスを見つける一助となるでしょう。
本イベントは、東京科学大学キャンパス・イノベーションセンターINDESTが主催しており、共催にはJijが名を連ね、一般社団法人量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)も協力しています。量子コンピュータ市場の未来を切り拓く重要なイベントとして、多くの関心を集めることが予想されます。この機会に、量子技術の可能性とその応用についての理解をさらに深めることをお勧めします。
是非、奮ってご参加ください。詳細な情報は、
こちらから確認できます。