女子中高生を対象とした理系進路選択プログラム
2024年8月18日、熊本市にある熊本大学が主催した「親子ガールズスクール」が盛況のうちに開催されました。本イベントは、女子中高生に向けて理系進路の可能性を広げることを目的としています。株式会社RKKCSが協力したこのプログラムには、16名の女子中高生とその保護者が参加し、理系キャリアについての理解を深めました。
プログラムの構成
イベントは参加者同士の自己紹介からスタートし、アイスブレイクを通じて緊張をほぐしました。その後、最新のITトレンドに関する解説が行われ、RKKCSの会社概要の紹介が続きました。特に、スマートシティに関連するプロジェクトについての説明は参加者にとって非常に興味深い時間となりました。
続いてのセッションでは、実際の自治体の仕事を体験する環境を整えました。役所に転入手続きを行う住民役とシステムを操作する役所職員役に分かれ、それぞれの役割を体験することで、スムーズな行政サービスの重要性を実感してもらいました。参加者は職場の雰囲気を味わいながら、最新のITシステムを操作する貴重な経験をしました。
また、社内見学も行い、初めてオフィスの内部を見る参加者たちは、活気あふれる環境に興味津々でした。多数のモニターが並ぶ工房を目にすることで、IT業界の最前線を肌で感じることができました。
参加者の反応
イベントを終えた参加者からは、様々な感想が寄せられました。中学1年生の参加者は、「システムの操作は難しかったが、新しい言葉を学べて将来に役立ちそう」と述べ、理系のキャリアに少しずつ興味を持てた様子でした。また、高校1年生の参加者は、「現在は文系コースだが、理系に興味を持ち始めた。RKKCSの業務を知り、参加して良かった」と話しました。
保護者からは、「IT業界の裏側を見られる貴重な機会で、子供にとっても非常に良い体験だった」との声もあり、親子共に多くを学んだことが伺えました。
熊本大学の役割
熊本大学は、令和6年度に行われるJST「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の実施機関に選ばれています。これにより、女性若年層の理系進学希望者を増やす取り組みに注力しています。イベントには「理系のロールモデル講演会」や「サテライトセミナー」、「親子ガールズスクール」、「教えて!先輩」などが含まれ、参加者に幅広い体験を提供しています。
今後も、RKKCSはこれらの活動を通じて、地域の女子中高生の理系分野への進路選択を支援し、次世代の科学技術人材の育成に貢献していくでしょう。また、参加者や保護者にとっても実際の仕事の重要性や魅力を感じ取れる機会が、これからも増えていくことを期待しています。
会社概要
株式会社RKKCSは、創業以来、全国の地方自治体や金融機関に自社開発のシステムを提供しており、社会のさまざまな課題解決に向けた役割を果たしています。今後も地域社会に寄与しつつ、理系キャリアの選択肢を広げるための活動を続けていきます。