CyCraftがCODE BLUE 2024に参加し最新のAIセキュリティ技術を発表

CyCraftがCODE BLUE 2024に登壇

2024年11月に開催されるCODE BLUE 2024は、サイバーセキュリティの最前線を担う企業が集い、最新の技術や研究成果を発表する場です。今年も、CyCraftが参加し、特に注目される最新のソリューションを2つの講演で紹介します。

講演内容

1. 多視点RAGロバスト性評価フレームワーク

この講演では、Retrieval-Augmented Generation（RAG）システムにおけるセキュリティ脅威を深掘りします。RAGシステムは、情報検索と生成を組み合わせることにより、従来の技術では対応困難な新たな攻撃の対象となります。CyCraftでは、RAGシステムの脆弱性を評価するためのオープンソースフレームワーク「BullyRAG」を初公開し、攻撃者がどのように検索フェーズやLLM生成フェーズを操作できるかを分析します。これにより、サイバー攻撃を防ぐための新たなアプローチを示します。

- 日時: 2024年11月14日（木）11:00-11:40
- 会場: ベルサール高田馬場 Room2
- 講演者: CyCraftのデータサイエンス部門から、シアンヤオ・エリック・ホアン氏、エンシャン・チェン氏、チェンリン・ヤン氏が登壇します。

2. 次世代EASM：AIコパイロットによる外部攻撃パスシミュレーション

サイバーセキュリティの脅威が常に進化している中で、企業はその外部攻撃サーフェスをどう管理するかが課題となっています。この講演では、AIを活用した次世代の外部攻撃サーフェス管理（EASM）について解説します。AIによって外部資産の自動発見からリスク評価、潜在的な攻撃パスのシミュレーションまでを行う新たな方法論を紹介します。視覚的に表現される脆弱性マッピングにより、企業は迅速にリスクを軽減し、防御を強化することが可能となります。

- 日時: 2024年11月14日（木）13:55-14:25
- 会場: ベルサール高田馬場 HALL A
- 講演者: CyCraftのCEOであり共同創業者のベンソン・ウー氏が登壇します。

CODE BLUE 2024 概要

CODE BLUE 2024は、2024年11月9日（土）から15日（金）まで開催されます。トレーニングはワイム貸会議室高田馬場で、カンファレンスはベルサール高田馬場にて行われます。公式サイトでは、詳細なプログラムや講演者情報が公開されています。
公式サイト: CODE BLUE 2024

また、CyCraftの公式ホームページでは、このイベントに関するニュースリリースも閲覧可能です。
公式ページ: CyCraft News

CyCraftについて

CyCraftは、2017年に設立されたサイバーセキュリティ企業で、AI技術による自動化を専門としています。台湾本社のもと、日本やシンガポールにも拠点を持ち、政府機関から民間企業まで幅広いクライアントにサービスを提供しています。CyCraftの革新的な技術は高く評価され、世界的な研究機関からの認定も受けています。サイバーセキュリティの進展に向けた取り組みを今後も続け、業界の発展に寄与していきます。