AXへの関心と期待
株式会社TOKIUMが実施した調査結果によると、経営層や主任以上の職位にある役職者の64.6%がAIトランスフォーメーション(AX)に対して高い関心を抱いていることが判明しました。この調査は946人の経理財務担当者を対象にしたもので、全体の関心は52.7%とされていますが、経営層に限定すると、その関心度は格段に高まることが見て取れます。
AXが期待される理由
AXに対する期待として、最も多かった声は「ヒューマンエラーの削減と業務品質の向上」で、これには61.9%が賛同しました。次に「繁忙期の業務負荷軽減・残業削減」が41.7%、そして「定型業務の自動化」が同じく41.7%の支持を受けています。これにより、業務の効率化やクオリティ向上が図れることが期待されています。
また、「経理人材の採用難や人手不足を解消」するという意見や、「業務プロセスアウトソーシング(BPO)」によるコスト削減を求める声もあり、AX導入の際には多角的なメリットが強調されています。
直面する課題
しかし、一方でAIの活用においては「運用管理やデータ分析に関する人材・ノウハウが不足している」という意見が49.5%の人から挙げられ、半数近くがこの課題を感じていることが分かりました。
さらには「AIを効果的に活用するためのスキルや知識が不足している」と回答した人も42.5%に達し、AXを推進する上での最も重要な課題であることが浮き彫りになっています。
AX推進のカギは人材と継続的サポート
調査結果からは、AI導入における成功のカギは「優れた人材の確保」と「従業員のスキル強化」にあると示唆されます。この二つにより、AXを効果的に推進する力が高まります。さらに「導入後のサポートや定着支援が欠けている」といった声もあり、継続的な支援が求められています。既存のシステムとの連携が難しいケースも多く、これらの課題を解決することでAXが実現できるといえます。
まとめ
TOKIUMの調査は、経営層がAXへの関心を寄せている一方で、導入に際しての重要な課題も浮き彫りになったことを示しています。特に人材やスキルの確保がAX推進において大きな鍵となり、他にもサポート体制や既存システムとの統合が必要不可欠であると認識されています。
今後もTOKIUMは経理AXプロジェクト「Move AX」を通じて、AIエージェントの提供だけでなく、実態調査や導入事例の発信によって、企業のAX推進を支援していきます。