スーパーアルプス多摩境店に新たなベビーケアルーム「mamaro」を設置
2025年12月17日(水)、東京都町田市に位置するスーパーアルプス多摩境店に、授乳やおむつ替えなどが行える設置型ベビーケアルーム「mamaro」が導入されます。この「mamaro」は、Trim株式会社が手がける便利な施設です。調査によると、2025年3月には全国での設置台数が800台を超え、利用回数は150万回に達していると言います。これにより、サービスの需要が高まっていることがうかがえます。
「mamaro」の特徴
「mamaro」は、約1畳分のスペースに設置可能な完全個室のベビーケアルームで、赤ちゃんの様々なケアを行える場所として利用されています。おむつ替えや授乳のための設備が整っており、特に嬉しいのは可動式のソファやモニターが設置されていることです。これにより、育児中の親も快適に過ごせる環境が整っています。また、個室は施錠可能なため、性別を問わず使用でき、ジェンダー平等の観点からも重要な取り組みとされています。
さらに、mamaroはスマートフォンアプリと連動しており、利用状況がリアルタイムで確認できるほか、利用者データの収集も行えるソフトウェアが搭載されています。この機能によって、利用者はスムーズにサービスを利用できるだけでなく、運営側もより質の高いサービスを提供するための改善に役立てることができます。
「Be Smart Tokyo 」との連携
この取り組みは、東京都の社会課題解決に向けたスマートサービス実装事業「Be Smart Tokyo
」の一環として進行中です。このプロジェクトでは、先端技術を活用し、「スマート東京」の実現を目指しています。関与するのはTIS株式会社で、同社は多様な業種へのITサービス提供を通じて、社会課題の解決を促進しています。
企業情報
Trim株式会社は2015年に設立され、横浜市中区に本社を置く企業です。主にベビーケア専用具の開発・販売を行っており、長谷川裕介氏が代表を務めています。また、スーパーアルプスは1950年に創業し、地域密着型のスーパーマーケットとして、多摩境店では多様な商品を提供しています。
持続可能な社会の実現や地域の育児支援に寄与する「mamaro」の設置は、今後もますます注目されていくでしょう。育児において重要なスペースであるベビーケアルームが普及することで、家族がより快適に生活できる環境が整っていくことを期待しています。