株式会社RYODENがエヌパット社との販売代理店契約を締結
株式会社RYODENは、2025年9月12日に建設業界に革新をもたらすエヌパット株式会社との販売代理店契約を締結しました。この契約により、RYODENはエヌパット社が提供するオフサイト工法を用いた製品を通じ、工事の効率化やコスト削減に貢献します。
オフサイト工法の意義
エヌパット社のオフサイト工法は、技能労働者の不足や高齢化の問題に直面している建設業界において非常に重要とされています。特に、2024年の時間外労働規制の施行により、急務として新たな技術を導入することが求められています。RYODENは「設備全般のスペシャリスト」として、顧客のさまざまなニーズに応える最適なソリューションを提供することを目指しています。
一方、エヌパット社は「省人化・省力化」をテーマに、オフサイト工法を推進。これにより、工期の短縮、作業品質の向上、作業者の安全確保が図られています。今回の契約により、両社はお互いの強みを活かし、建設業界の多様な課題解決を進め、全てのステークホルダーに新たな価値を提供していくことでしょう。
具体的な製品の特長
エヌパット社が提供する製品は、以下のような特長を持っています:
1.
ビスパイヤーフレーム Aフレーム: 空調機器をユニット化し、現場の作業工数を約80%削減可能です。吊りボルトの位置調整が可能なスライド機能があり、荷揚げ前にインサートとの位置調整ができます。また、独自の耐震部材「ネコライザー」を使用し、震度7相当の振動実験で耐震性能を実証済みです。工場での品質管理により品質が安定し、作業者の安全性も高まります。
2.
ビスパイヤーフレーム ムーバ: 業界初のオリジナルビームフレームを採用し、取り付け後に機器の位置調整が可能です。この特長により、吊り施工後の手間を大幅に軽減します。ユニット搬入により、関連資材を一箇所に集約可能で、廃棄物を最小限に抑えた環境への配慮もなされています。
エヌパット社の理念
エヌパット社は「お客様の『あったらいいな』を実現することで社会に貢献する」という企業理念を持っています。1991年4月に設立され、建築業界での革新を進めることを使命としている同社は、オフサイト工法を中心に、現場の安全性と作業効率を向上させる製品を開発してきました。社長の生野真氏は、「この度の代理店契約を非常に嬉しく思っている」と述べ、両社の強みを活かして建設業界の課題解決を進める意気込みを示しました。
結論
RYODENとエヌパットの提携は、建設業界において大きな転機となるでしょう。両社の連携により、建設業界が直面している多くの課題を解決し、持続可能な環境で魅力的な建設現場を創造する道が開かれると期待されています。今後の展開に注目です。