東急会の活動を通じた地域貢献
東急グループは、地域に愛されるブランドを目指して、日本全国と海外で多岐にわたる事業を展開しています。特に注力しているのが、地域に根ざした社会貢献活動です。グループ各社が協力し、人々の生活に潤いを与える「教育」「文化」「環境」「健康・福祉」をテーマにボランティア活動を行っています。ここでは、2023年10月に行われた具体的な活動についてレポートします。
2023年10月の活動内容
10月には、特に「環境保全活動」「文化芸術・スポーツ振興活動」「福祉・教育活動」といった14件の活動が展開され、その中から「東北東急会」と「山陰東急会」の取り組みをピックアップしました。
東北東急会の取り組み
「第23回オータムレディーステニス2025」では、約250名の参加者が集まりました。この大会は、日本女子テニス連盟宮城県支部の創立40周年に合わせた特別なイベントでもあり、協賛として東急グループが関わっています。大きな目標の一つは、盲導犬協会との連携による募金活動です。こちらも成功裏に行われ、多くの参加者が協力を惜しみませんでした。
具体的には、大会中に各コートを回りながら盲導犬と触れ合う機会を設け、募金の重要性を伝えました。また、フードバンク活動も行い、地域からの食品支援を積極的に呼びかけ、多くの食料が集まりました。
山陰東急会の活動
また、山陰東急会では「しまね企業参加の森づくり保全活動」を実施しました。これは島根県や松江市、森林組合と協定を結び、持続可能な森林の保全に向けた取り組みです。今年で5年目を迎えるこの活動では、参加者が植樹した場所の草を刈る作業を行い、森林整備を進めました。
この活動は、地球温暖化防止にも寄与することを目指しています。参加者は大自然の中での作業を心身のリフレッシュとし、達成感を得ることができました。活動の実施にあたり、熊の目撃情報を受け、万全の安全対策が講じられた点も評価されます。
各地区の東急会の紹介
全国には23の地区、海外には4つの東急会が存在し、それぞれが地域に密着した活動を展開しています。福岡東急会は、市街地や海岸の清掃活動を行い、地域の子どもたちを対象にしたイベントも積極的に実施。年間を通じて地域住民との交流を深め、地域活性化の一翼を担っています。各地区の実行委員は、地域貢献のためのイベントを企画し、毎年多様な活動を行うことで地域社会の一員としての責任を果たしています。
2025年12月の活動予定
12月も各地区では多様な取り組みが予定されています。熊本東急会の援農ボランティアや、福岡の「ちびっこカーニバル」、沖縄の親子イベントなど、様々な活動が展開される予定です。これらの活動は地域の皆様との絆をさらに強化し、地域社会を盛り上げることを目指しています。
結び
このように、東急グループの各社が結集し、地域社会に根付いた活動を続けることは、企業の社会的責任を果たすだけでなく、地域住民との信頼関係を深めることにもつながります。今後の活動にも期待が高まります。