愛媛県松野町にある、四万十川の源流のひとつである滑床渓谷を擁する限界集落・目黒地区。この地に、全国の高校生を対象とした2泊3日のツアー「新しい価値観を得る旅」が開催されます。
このツアーは、東京都中野区にある新渡戸文化高等学校の生徒が企画したもので、2024年7月24日から26日の日程で行われます。主催は、広島県福山市に拠点を置く株式会社サン・クレアで、同社が運営する地域コミュニティ「森の国Valley」にて開催されます。
新渡戸文化高校の生徒は、2023年秋にスタディツアーで松野町を訪れ、地域の人々と交流し、現地の暮らしを体験しました。その経験から、自然と人との深い関わり合いの中で、普段の生活では得られない新しい価値観を得ることができたと語ります。
今回のツアーでは、人生の岐路に立つ高校生に向けて、自然と触れ合い、地域の人々との交流を通して、自分自身の可能性を広げ、将来の選択肢を増やすことを目指しています。
ツアーの内容は、地元農家さんの農園での野菜収穫や、森の恵みをいただく体験を通して、地域の人々の暮らしを学び、国立公園滑床渓谷での自然体験を通して新たな価値観を得るというものです。
ツアー参加費は1人33,000円(税込、交通費別)で、保護者も同料金で参加可能です。
新渡戸文化高校の生徒たちは、このツアーを通して、多くの高校生に松野町の魅力を知ってもらい、自分自身の未来について考えるきっかけを与えたいと考えています。