山梨県警察とAUTHENTIC JAPANが協定を締結
2026年2月26日、山梨県防災新館にて、AUTHENTIC JAPAN株式会社と山梨県警察との間で山岳遭難時の捜索活動に関する協定が締結されました。AUTHENTIC JAPANは、山での行方不明者を特定する「ココヘリ」という捜索サービスを運営しており、今回の協定はそのサービスの実効性を高めることを目的としています。
背景と目的
近年、全国的に登山者の増加が見られ、それに伴い山岳遭難の件数も上昇しています。特に山梨県内では人気の高い山々が多く、令和7年(2025年)には過去最多の192件もの遭難事故が発生しました。これを受け、迅速かつ的確な捜索体制の構築が重要視されています。
今回の協定によって、捜索活動における効率の向上が期待されます。具体的には、山梨県警察とAUTHENTIC JAPAN間でリアルタイムでの情報共有を行い、捜索活動の迅速化を図ることが目的です。また、山岳救助隊にはGPS機能を備えた「ココヘリGPS+」が提供されるため、隊員の安全性も向上します。
協定締結式の様子
締結式では、山梨県警察の生活安全部長である佐藤充氏と、AUTHENTIC JAPANの専務取締役八木澤美好氏が出席しました。佐藤氏は、山梨県の美しい自然と登山の魅力について言及しつつ、昨年の遭難件数が過去最多を記録したことに改めて危機感を示しました。協定を通じて、捜索に必要な情報共有が進むことが、要救助者の早期発見や救助に繋がると期待されています。
八木澤氏は、「山岳遭難においては、時間が生存率に大きく影響します」と述べ、ココヘリの特長である「直接通信」機能がどういった状況でも位置特定を可能にすることを強調しました。
ココヘリの特徴
「ココヘリ」は、国内で唯一の民間ヘリ捜索サービスであり、会員制で提供されています。会員には専用の発信機が貸与され、山に登る際には必ず身に着ける必要があります。また、遭難時には事前の登山計画書に基づいて、ヘリが迅速に出動する体制が整っています。
従来の目視による捜索とは異なり、ココヘリは発信機からの信号を用いて遭難者の位置を正確に特定することが可能です。これにより、捜索の時間が大幅に短縮され、結果として生存者をより早く発見できる可能性が高まります。ココヘリの会員数も17万人を超え、多くの登山者に支持されています。
今後の展望
AUTHENTIC JAPANは、今後も自治体や公的機関との協力体制を強化し、登山者の安全確保に全力を尽くす方針です。また、捜索活動における技術革新や情報共有の充実を図ることで、さらなる安全な登山環境の構築を目指します。山梨県警察との協定を通じて、登山者の安全を守るための取り組みは今後も続きます。
会社情報
AUTHENTIC JAPAN株式会社
代表取締役社長:久我 一総
本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F
公式サイトはこちら
登山は自然の中で楽しむ素晴らしい体験ですが、事故に遭った際には迅速な対応が求められます。山岳遭難対応の新しい形として、AUTHENTIC JAPANの「ココヘリ」に注目が集まります。