横浜動物園ズーラシアで新たな命が誕生
令和6年7月30日、横浜動物園ズーラシアで待望のオカピの赤ちゃんが誕生しました。この誕生は実に10年ぶりで、オカピにとって特別な瞬間です。オカピはキリン科に属する動物で、絶滅危惧種としても知られています。特に日本ではこの動物の飼育が難しく、繁殖は貴重な成果と言えるでしょう。
母親の姿
今回誕生した赤ちゃんは性別が不明ですが、母親のララ(9歳)は初めての育児にもかかわらず、とても落ち着いて授乳を行っている姿が観察されています。赤ちゃんの動きも少しずつ活発になり、将来的には来園者たちと共にその姿を楽しむ日が待たれています。
情報の公開について
赤ちゃんの公開時期については、公式ホームページにてアナウンスされる予定です。また、公開されるまでの間、ズーラシアの飼育日誌では赤ちゃんの成長を随時更新していく予定です。訪れる前にぜひチェックしてみてください。
オカピについて知っておきたいこと
オカピは、1901年に探検家ハリー・ジョンストン卿によって発見され、熱帯雨林に生息している独特な動物です。見た目はシマウマのような縞模様を持っているものの、実際はキリン科に属する原種。このため、非常に特異な生態系の中で生活しています。オカピは長い舌を使い、木の葉を食べる非常に特異な食性を持っています。
絶滅危惧種としてのオカピ
オカピは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種(EN)として登録されており、野生での絶滅の危険が高まっています。よこはま動物園ズーラシアでは、現在4頭のオカピを飼育中で、今回誕生した赤ちゃんもその一員となる見込みです。
よこはま動物園ズーラシアの魅力
横浜動物園ズーラシアは訪れる人々に多彩な動物体験を提供しています。入園料は大人800円、中高生300円、小中学生200円と手頃です。また、土曜日には高校生以下が無料で入園できるサービスもあります。さらに、年間パスポートを利用すれば、何度でも訪れることができます。
開園時間は9:30から16:30までで、休園日は毎週火曜日となります。ただし、祝日には開園するのでお気をつけください。
アクセス方法
ズーラシアへのアクセスは、相鉄線「鶴ヶ峰」や「三ツ境」駅からのバス、JR横浜線や市営地下鉄「中山」駅からのバスが便利です。横浜駅からもアクセス可能で、各駅から約15〜60分ほどで到着します。
新たな命の誕生を祝うと共に、オカピの赤ちゃんの成長を見守り、みんなでこの神秘的な動物たちの未来を考えていきましょう。興味のある方は、ぜひズーラシアを訪れて、その愛らしい姿に出会ってみてください。