日立エレベーター受賞
2025-11-06 17:55:19

日立の新型エレベーターが地方発明表彰で名誉賞を獲得

日立の新型エレベーターとその受賞栄誉



株式会社日立製作所と株式会社日立ビルシステムは、令和7年度関東地方発明表彰で「発明協会会長賞」を受賞したことを発表しました。この表彰は、標準型エレベーター「アーバンエース HF」とその上位モデル「アーバンエース HF Plus」に関連するデザイン意匠に授与されました。受賞は、同社が掲げる「新スタンダードとなる標準型エレベーター」の理念が評価された結果です。

アーバンエースHFとその特徴



「アーバンエース HF」は、2021年に誕生しました。このエレベーターは、シンプルな中にも機能美を追求したデザインが特徴で、統一感のある色調やフラットな乗りかご内空間により高い視認性を確保しています。また、感染症リスクを軽減するためのソリューションを提供するほか、設置工事の効率向上や保守管理の簡略化により、CO2排出量の削減にも寄与しています。

2023年には、アップデート版の「アーバンエース HF Plus」が登場しました。このモデルでは乗場のデザインが新しくなり、スリムな「スマートフレーム」を追加することで、最新の建築トレンドに適合した意匠を実現しています。その機能面では、日常の快適性を追求しつつ、自然災害への耐性を高め、さらには顔認証技術を導入することで、マンションのエントランスから居住階までのシームレスな移動を可能にしています。

地方発明表彰の意義



地方発明表彰は、各地域における発明の奨励と育成を目的として設立され、今年で113年目を迎えます。日本全国を8つの地域に分け、各地方で優れた発明や意匠を完成させた人々を表彰しています。この受賞は、日立製作所と日立ビルシステムが科学技術の向上と地域産業の振興に寄与していることを示す重要な成果です。

デジタルサービスの拡充



受賞を受けて日立と日立ビルシステムは、Lumadaを基盤にした高度なデジタルサービスの拡張を進める方針です。これにより、「アーバンエース」シリーズの普及を加速させ、エレベーター業界に新たな風を吹き込むことを目指しています。また、CIセクターでは、豊富なデータを活用したデジタルサービスの提供に注力しており、自社製品の発展と公共の幸福の向上に寄与しています。

日立製作所は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを駆使した社会イノベーション事業を展開し、環境や経済成長に貢献することを重視しています。2024年度の売上収益は9兆7,833億円を見込んでおり、全世界で約28万人の社員が所属する大企業として、今後の成長が期待されます。

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これからも日立のエレベーターは、より多くの人々に快適で安心な移動手段を提供し続けることでしょう。


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