子どもの権利啓発プロジェクト
2024-09-05 14:54:31

ユニセフ・子ども家庭庁共催の新プロジェクトで子どもの権利を啓発

「こどものけんりプロジェクト」開始!



日本ユニセフ協会とこども家庭庁が共催する「こどものけんりプロジェクト」が本日正式にスタートしました。このプロジェクトは、子どもたちの権利についての理解を深め、彼らの現在と未来の幸せを促進することを目的としています。特設サイトも公開され、様々なリソースが提供されているので、ぜひご覧ください。

プロジェクトの初期の取り組みとして、約5万の教育機関に向けたユニセフの教材が配布され、子どもたちが権利について学びやすくしています。また、テーマソング「“こえ”のうた」の配信もスタート。歌唱はNHK Eテレのアニメ『アイラブみー』の主人公“みー”を演じる満島ひかりさんが行い、作曲はハンバートハンバートの佐藤良成さんが担当しています。

子ども基本法の意義



2023年4月に施行された「こども基本法」は、すべてのこどもと若者が幸せな生活を送ることを目指しています。この法律に基づいて、2023年12月には「こども大綱」が閣議決定され、子どもたちが権利の主体として大切に扱われるべきだとする方針が示されました。これにより、子どもたちの権利を尊重する社会という意識が高まることが期待されています。

子どもたちは「子どもの権利」を学ぶことで、自らの尊厳と価値を理解し、他者の権利を尊重する姿勢を身につけることができます。しかし、現状では日本国内での「子どもの権利条約」の認知度はまだまだ低く、特に子どもたちの間では限られた知識しか持たれていないという現実もあります。例えば、大人の認知度は50%なのに対し、小学校低学年では6人中1人といった具合です。

未来に向けた取り組み



2024年は日本が「子どもの権利条約」に批准してから30周年となります。このタイミングで実施される「こどものけんりプロジェクト」は、2029年に誕生40年を迎える「子どもの権利条約」を見据えたものです。SDGs達成の目標年である2030年まで、様々な関係者との連携を通じて、子どもの権利の啓発と普及に取り組んでいく方針です。

応援メッセージ



プロジェクト開始に際し、日本ユニセフ協会大使でサッカー選手の長谷部誠さんが応援キャラクターのジーンとケーンとともにメッセージを寄せています。長谷部さんは「子どもたちが笑顔で暮らせる世界を目指して、このプロジェクトを盛り上げていきます!」と力強く述べています。

この「こどものけんりプロジェクト」は、ただの啓発キャンペーンにとどまらず、今後の日本の未来に向けて重要な意味を持つものとなることでしょう。子どもたちが自らの権利を理解し、そして他者の権利を尊重できる人間に成長することを願っています。みなさんもこのプロジェクトにぜひ関心を持っていただき、一緒に子どもたちの未来を応援していきましょう!

詳細リソース




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会社情報

会社名
公益財団法人日本ユニセフ協会
住所
東京都港区高輪4-6-12ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016

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