ブールミッシュと鴨志田和泉が作り出す「ピースフルマカロン」
日本の洋菓子の名店、ブールミッシュが食べ物アート作家の鴨志田和泉氏とコラボレーションし、新たなデザインの「ピースフルマカロン」を発表しました。この商品の目玉は、SDGs(持続可能な開発目標)の中でも特に人や国の不平等をなくすことをテーマにしている点です。マカロンは3月2日から全国の百貨店や駅ビルなどで販売が開始されます。
ピースフルマカロンのkoncept
「ピースフルマカロン」は、ただのスイーツではありません。食べ物を通じてSDGsの認知度を高め、社会の重要な問題について考えるきっかけを提供する目的があります。ブールミッシュ自体がフランス菓子の伝統を重んじつつも新しいアイデアを取り入れる姿勢を持ち、鴨志田氏の食べ物アートに対する独自の視点が合わさることで、非常にユニークな商品が誕生しました。
このコラボレーションでは、デザインに多様性が表現されており、異なる花をモチーフにしたビジュアルが特徴的です。具体的には、春にちなんだミモザと桜のリースがデザインに採用されています。また、感謝の気持ちを示す言葉「ありがとう」を各国語で表現することで、思いやりの心を訴えかける意図が込められています。
日本とイタリアの文化交流に基づくデザイン
今回のマカロンデザインには特に、イタリアの国際女性デーに贈られるミモザの花に加え、日本の桜がテーマとなっています。この交流は、イタリアで約1000本の桜が植えられる「桜の散歩道」にも表現されています。イタリアの春と日本の桜が融合するデザインは、世界中の良好な関係を示唆します。
商品情報とラインナップ
「ピースフルマカロン」は、バニラ(税込¥260)とフランボワーズ(税込¥260)の2種類が用意されています。バニラは、滑らかなクリームが特徴で、フランボワーズは酸味と甘みのバランスが取れた味わいです。また、2個入りや3個入りのセット商品も販売予定です。
鴨志田和泉氏のアートと絵本
本プロジェクトでは、鴨志田氏が手がけた絵本「Peaceful Macaron」がSNSで展開される他、原画がブールミッシュ銀座本店に展示されており、アートとスイーツの新しい形を楽しむことができます。鴨志田氏は、目で楽しむ食べ物アートを通じて人々に感動を与え続けており、幅広い分野で評価されています。
ブールミッシュの歴史
ブールミッシュは、日本の本格的フランス菓子を提供する草分け的存在です。元々フランスで技術を学んだ店主が、新しい創作菓子を挑戦し続けています。日本の素材を取り入れたケーキやマカロンなど、常に新しいトレンドを発信し続けています。
おわりに
今回の「ピースフルマカロン」は、ただ美味しいだけでなく、食を通じて感謝の気持ちやSDGsの重要性を伝える素晴らしいアイデア商品です。皆さんもぜひ、その味わいとともに、多様性と共存のメッセージを感じ取ってみてはいかがでしょうか。