日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市)は、2025年10月にカリフォルニア州サンノゼで開催される「OCP Global Summit 2025」に出展します。この国際的なイベントでは、次世代AIデータセンターにおける新技術が一堂に会する場であり、日東工業は株式会社村田製作所のブースにおいて、次世代AIインフラを支える「OCP ORV3ラック」を展示することが決まりました。
最近の生成AIの発展に伴い、データセンターの要求は急速に変化しています。特に、AIワークロードに対応するためには、高性能で効率的なインフラが不可欠です。「OCP Global Summit」は、こうした課題解決に向けた数々の革新技術を発表する重要な機会として認識されており、業界のリーダーたちがその最前線で取り組む姿勢を示す場です。
本サミットでは、Open Compute Project(OCP)が提案する「OCP ORV3(Open Rack V3)」に基づいた新しいラックが紹介されます。このラックは、高密度かつ高発熱なIT機器を効率よく収容できるように設計されています。データセンター向けの電源ソリューションを提供する村田製作所とのコラボレーションにより、高効率で信頼性のある統合ソリューションを提供することができます。
出展概要
- - 展示会名: OCP Global Summit 2025
- - 開催期間: 2025年10月13日(月)~10月16日(木)
- - 会場: San Jose McEnery Convention Center(米国カリフォルニア州サンノゼ)
- - 出展ブース: 株式会社村田製作所ブース内
- - 公式ホームページ(英語): OCP Global Summit
OCP(Open Compute Project)とは
OCPは、Meta(旧Facebook)が中心となって設立した非営利団体で、データセンターのハードウェア設計をオープンソース化することで、イノベーションを促進し、効率的なデータセンターの構築を目指しています。日東工業もこのプロジェクトに参加しており、その普及を積極的に推進しています。今回の展示を通じて、データセンター業界のさらなる発展に寄与することを目指しています。