岡山大学が主催する「SDGs Seminar 2025 Winter」の取り組みとは

岡山大学が実施した「SDGs Seminar 2025 Winter」の概要

2025年の2月28日、岡山大学工学部が大学間連携による「SDGs Seminar 2025 Winter」を開催しました。このセミナーは、2020年度よりスタートし、持続可能な開発目標（SDGs）に関連する講演を含む、広範なテーマを扱うものとして年々進化しています。今回で5回目の開催を迎え、長岡技術科学大学との連携が図られたことも大きな特徴です。

セミナーの進行と内容

開会式では、難波徳郎工学部長から挨拶があり、セミナーの意義や目的が共有されました。続いて長岡技術科学大学の上村靖司教育方法開発センター長による講演が行われ、教育の現場におけるSDGsの実践的な取り組みについて紹介されました。

講演と意見交換の様子

このセミナーは、両大学の公演の後に活発な意見交換が行われる形式で進められました。各大学の代表者たちは、教育でのSDGs推進についての取り組みや、地域貢献へのアプローチについて深く議論しました。また、体験型のワークショップなどを通じた具体的な活動も紹介され、聴衆からは多くの質問や意見が寄せられました。

長岡技術科学大学から来た講師の山口勇気氏は、「多様な視点からの情報交換ができ、貴重な機会だった」との感想を述べ、今後の発展が期待される内容となりました。

SDGs推進への貢献

今後、両大学では開催されたセミナーで得られた知見を地域の教育活動に活かし、さまざまなステークホルダーに向けた新たな学びを提案していく予定です。これは地域の特性を生かした取り組みとして、一層の大学間の連携の強化を図ることになります。岡山大学は、地域に根ざした大学としての役割を重視し、教育と研究を通じて持続可能な社会の実現を目です。

さらなる期待

岡山大学は、SDGsを推進する上での核となる存在として一層活動を強化していく方針です。また、地域中核・特色ある研究大学として、世代を超えて地域と共に成長していくことを目指しています。今後も、岡山大学の取り組みには多くの期待が寄せられています。

セミナーの運営は、岡山大学の中村有里技術専門職員が担当し、参加者からのフィードバックを基にさらなる改善が図られることでしょう。持続可能な未来に向けた議論が深化する中、岡山大学の役割はますます重要になっていくと考えられます。

次回のセミナーも、参加者同士の活発な情報交換が促されることを期待しています。地域の発展と持続可能性を目指す岡山大学の今後の活動に注目です。