日本ベネックス、兵庫県神戸市に新たなメガソーラー発電所を開設
株式会社日本ベネックス(本社:長崎県諫早市)は、兵庫県神戸市に位置する物流施設「LF神戸弥栄台」の屋根を利用した約0.7MWの新しいメガソーラー発電所「ベネックス神戸ソーラーポート」を稼働し、このたびその運転を開始しました。これにより、日本ベネックスが保有する太陽光発電所は、全てのFIP制度を活用した場合において合計出力が50MWに達しました。
「ベネックス神戸ソーラーポート」の概要
「ベネックス神戸ソーラーポート」の設置作業は、グローバル不動産サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社によって進められてきました。屋根には1,248枚の太陽電池モジュールが設置されており、本発電所の年間発電量は約89万kWhを見込んでいます。この量は一般家庭約296世帯の年間消費電力に相当します。
日々の電力供給を通じて、日本ベネックスは環境への貢献を目指しており、重要なこととして、再生可能エネルギーのさらなる普及に注力しています。これは、持続可能な社会の実現に向けた一歩といえるでしょう。
太陽光発電所の詳細
「ベネックス神戸ソーラーポート」の特徴は以下の通りです:
- - 発電所名: ベネックス神戸ソーラーポート
- - 事業主: 株式会社日本ベネックス
- - 所在地: 兵庫県神戸市
- - 出力: 742.5kW
- - 年間予想発電量: 約88,800kWh(一般家庭約296世帯分)
- - パネルメーカー: チントソーラー
- - PCSメーカー: SUNGROW
- - FIP運転開始日: 2025年11月13日
この発電所の稼働により、日本ベネックスはさらに進化を遂げ、自己発電所の数は53件に達し、合計出力は約71.0MWにまで上昇しました。その中で、物流施設の屋根を借りて設置した太陽光発電所は36件、FIP太陽光発電所は28件を保有しています。
日本ベネックスの再生可能エネルギー事業
日本ベネックスは1965年から精密板金加工の領域で実績を積み重ねてきましたが、2012年以降には再生可能エネルギー事業に進出しています。「いい仕事を、しつづける。」というスローガンを掲げ、社会に新たな価値を提供するために取り組んでいます。
現在、日本ベネックスは製造事業と環境エネルギー事業を二本柱として拡大しています。その成果として、地域のエネルギー需給バランスへの寄与や、環境負荷の軽減を実現しており、未来に向けて持続的な成長を目指しています。
詳細情報や最新の取り組みについては、
公式ウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- - 設立年: 1957年
- - 本社所在地: 長崎県諫早市津久葉町99番地48
- - 代表者名: 代表取締役社長 小林洋平
- - 従業員数: 200名(グループ会社含む)
- - 事業内容: 精密板金加工、再生可能エネルギーサービス
日本ベネックスの積極的な情報発信と事業展開は、企業の社会的責任を果たすだけでなく、持続可能な未来のために大きな影響を与えることでしょう。