新たな住まいの選択肢、YOLO JAPANとレオパレス21の提携
2023年、株式会社YOLO JAPANと株式会社レオパレス21が業務提携を結び、在留外国人向けの住宅情報提供を強化します。この提携により、外国人の方々が抱える住宅探しに関する様々な課題を解決し、より良い住環境の提供が期待されています。
提携の背景
YOLO JAPANは、239の国と地域から30万人以上の外国人在留者を登録している日本最大級のメディアを運営しています。その中で、外国人のための賃貸物件情報掲載サービス「YOLO HOME」を展開。最近のアンケート調査によると、実際に住まいを探した外国人の43%が、国籍を理由に入居に断られたと回答しています。この現状を踏まえ、YOLO JAPANは外国人がスムーズに住まいを確保できるサポートを強化する必要性を感じていました。
対して、レオパレス21は、英語を含む5カ国語でのサポート体制を整え、多数の外国人が入居可能な物件を管理しています。この両者の連携によって、より多くの選択肢を外国人に提供し、安心して日本での生活を始められるような環境を整備します。
具体的な取り組み
両社の提携により、YOLO HOMEではレオパレス21が提供する約8万戸の外国人入居可能物件の情報が掲載されることになります。地域を問わず全国の物件を探せるようになるため、在留外国人にとっての選択肢が大幅に拡大します。
また、レオパレス21の物件は家具や家電が備え付けられているため、外国人入居者は新生活をスムーズにスタートできるメリットもあります。さらに、提携後には不動産契約の手続きや賃貸契約に関する言語サポートも行い、外国人が直面する言葉の壁を取り除くための支援を進めます。
社会への貢献
YOLO JAPANとレオパレス21は、それぞれの強みを生かして日本に住む外国人がより充実した生活を送れるよう取り組んでいきます。これまで以上に広範な住まいの選択肢を提供し、彼らが希望する場所で自由に暮らせる環境を整備することを目指しています。
両社は、物件情報の提供にとどまらず、入居者が安心して日本で生活できるよう、教育や生活支援などのサポート体制も充実させていく方針です。このようにして、在留外国人の生活をより豊かにすることを目指していきます。
会社紹介
株式会社レオパレス21
- - 所在地: 東京都中野区本町2-54-11
- - 代表者: 宮尾 文也
- - 設立: 1973年8月
株式会社YOLO JAPAN
- - 所在地: 大阪府大阪市浪速区恵美須西3丁目13番24号
- - 代表者: 加地 太祐
- - 設立: 2004年12月
まとめ
今後も両社は協力しあって、日本全国の在留外国人に対して生活をサポートする施策を強化し、安心して生活できる社会の実現に向けて取り組んでいくことでしょう。彼らの生活がより豊かになることを期待しています。