2025年4月15日、キリンビバレッジ株式会社が誇る「キリン 生茶」と「キリン 生茶 ほうじ煎茶」のリニューアルが決定しました。25年の歴史を持つこのブランドは、時代の流れを反映した新しいパッケージと改良された中身で全国に登場します。
このリニューアルは、昨年の4月に行われた容器やパッケージ、中身の大刷新に続くものです。その際には、多くのお客様から「キリン 生茶」の味やデザインが高評価を得て、ブランド史上トップクラスの立ち上がりを見せました。実際、2024年の生茶ブランドの年間販売数量は、前年比112%の成長を遂げ、3,000万ケースを越えました。
特に嬉しいのは、コモディティ化が進む無糖茶カテゴリーの中で、新しい顧客層を開拓し、20代から40代のお客様からの支持を高めることができた点です。この成功は、お客様の生活に寄り添う提案を続けてきた成果でもあります。
リニューアルの一環で、これまでの約束を守りつつ、生茶ブランドのこだわりがさらなる進化を遂げます。主な改良ポイントは、まる搾り生茶葉抽出物を加熱処理する点で、これにより飲みやすさと新茶のようなあまみを実現しました。
また、パッケージデザインは、上品で現代的な雰囲気を残しつつ、みずみずしい茶葉に光が当たる様子を表現した新しい雫デザインに変更されます。中身も、茶葉の良さを引き出すための技術(生茶葉鮮度搾り製法、かぶせ茶マイクロ粉砕、凍結あまみ製法)を使用し、すっきりとした飲みごたえを持つお茶に仕上がります。
この生茶ブランドの特徴的な製法の詳細を紹介します。まず、生茶葉鮮度搾り製法は、摘み取った茶葉を8時間以内に凍結し、新鮮さを保ったまま丸ごと搾ります。この方法によって、すっきりとした爽やかな香りと味わいが楽しめるのです。次に、かぶせ茶マイクロ粉砕では、セラミックボールミルを使用して茶葉を細かく挽くことで、口当たりの良い飲みごたえを実現しています。そして、凍結あまみ製法を採用することで、新茶のようなあまみが増幅されています。
さらに、持続可能な社会に向けた取り組みとして、生茶の一部製品に再生PET樹脂を100%使用する「R100ペットボトル」を導入したり、ロールラベルの活用やラベルレスの商品を展開したりすることで、プラスチック使用量の削減にも注力しています。
キリングループは、自然との共生を考えたものづくりを進めており、「食と健康」の新たな喜びを広めることで、心豊かな社会の実現に向けて貢献していく所存です。無糖茶カテゴリーの再活性化を目指す「キリン 生茶」の進化に、今後もぜひご注目ください。