GMOイエラエがセキュリティ大会で快挙
GMOサイバーセキュリティが展開する脆弱性調査・研究チーム「GMOイエラエ」は、11月23日から24日にかけて開催された大規模なサイバーセキュリティコンテスト「SECCON CTF 13 Quals」と呼ばれる予選で、見事に国内1位、世界2位の成績を収め、2025年に東京で行われる国際大会の決勝戦に唯一の日本チームとして進出することが決まりました。
SECCONについて
SECCON(Security Contest)は、情報セキュリティのスキルを競い合うイベントで、様々なワークショップや攻撃・防御の技術力を試すハッキングコンテストが含まれています。その中で、SECCON CTFは特に注目されるメインイベントであり、世界中から参加する強豪チームがその技術力を争います。今年の予選には653チームが参加し、GMOイエラエは4,060ポイントを獲得し、国内1位を達成しました。
決勝目指してのチームの意気込み
GMOイエラエの代表は、「世界1位を目指すことができなかったものの、どうにか決勝戦に進むことができて安心しています」と語ります。決勝戦では4人までの参加制限があり、観客の目の前での緊張した環境でも技術を発揮しなければなりません。チームは、この厳しい試練を乗り越えて、再度前進する決意を固めています。
活動と成果
GMOイエラエは、2023年5月に発足したホワイトハッカーによる脆弱性調査・研究チームです。チームは、攻撃手法や防御策を磨くために数々のコンテストに出場し、特にラスベガスで開催されたDEF CONのクラウドセキュリティコンテストでは2年連続で優勝を果たしています。これらの成果は、チームの技術力向上を促していることを示しています。
また、GMOサイバーセキュリティは「楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2024」において、エクセレンス賞を受賞しました。この賞は、先進的なテクノロジーを用いて社会にイノベーションをもたらした個人や団体を称えるもので、GMOイエラエの活動が評価された結果となります。
今後の展望
GMOイエラエは、サイバーセキュリティ技術の研究と発信を続け、国内外での競技やカンファレンスに挑み、社会に貢献することを目指しています。セキュリティに関する認識を高め、より安全な社会の実現に向けて引き続き努力します。
日本のサイバーセキュリティ界で注目されるGMOイエラエの今後の活動から目が離せません。