COEDOとWAKAZEによる新たな挑戦
埼玉県川越市に本社を構える株式会社協同商事COEDOブルワリーは、東京都世田谷区の株式会社WAKAZEとのコラボレーションにより、全く新しい形態のビール「サケビール<Brut IPA Blend>」を2025年10月6日(月)から数量限定で販売することを発表しました。これは、日本酒とビールのコラボレーションによって生まれた非常にユニークなプロジェクトです。
新たな食文化の創造
WAKAZEは「日本酒を世界酒に」を掲げ、日本酒の新しい可能性を追求しています。フランス・パリ近郊に酒蔵を持ち、多様な食文化を背景にした酒造りを行っています。学生時代にフランスに留学していたことから、酒造りに目覚めた稲川琢磨代表は、地産地消を大切にした「Made in Local」の哲学を持っています。この双方の理念が一つのプロジェクトに結実し、かつてないビールの誕生に至りました。
ビールの新たなスタイル
「サケビール<Brut IPA Blend>」は、クラフトビールのスタイルでありつつ、日本酒の仕込みからインスプイアされた独自の製法で醸造されています。さらに、原料にはお米と米麹を使用しており、日本酒らしい深い味わいを持ちながらも、ビール特有のさっぱりとしたのど越しを兼ね備えています。
商品詳細
- - 商品名: サケビール<Brut IPA Blend>
- - ビアスタイル: Brut IPA Blend
- - 原材料: 日本酒、麦芽(外国製造)、米、米麹、ホップ
- - ABV: 5.0%
- - コメント: グラスに注ぐと香るピーチのトロピカルな芳香と日本酒由来のエステルが華やかに立ち上り、シトラスの爽やかさと控えめな苦味が絶妙に調和します。キレのあるドライなフィニッシュが特徴です。
- - 希望小売価格: 498円(税込548円)
- - 出荷開始: 2025年10月6日(火)
購入方法
商品は、スーパーマーケットや酒販店、さらには飲食店、COEDO公式オンラインストアからも購入可能です。特に、COEDO公式オンラインストアでは、すでに予約購入が可能で、2025年10月6日18時より発売が予定されています。
WAKAZEの世界展開
WAKAZEは、2016年の創業以来、日本とフランス、アメリカを拠点に、自由な発想でSAKE(日本酒)の醸造を行ってきました。特に、2022年にはパリの5区に日本食と生酒を楽しめるIZAKAYAレストラン「WAKAZE PARIS」をオープンし、さらなる国際展開を進めています。最新のSAKEブランド「Summer Fall」も手掛け、ナチュラルで爽やかな低アルコールのスパークリングSAKEを日本で展開中です。
まとめ
COEDOとWAKAZEの新しい取り組みは、ビールと日本酒の融合による新感覚の味を提供するとともに、地域の食文化や素材の魅力を再発見させてくれます。この「サケビール<Brut IPA Blend>」は、単なる飲み物ではなく、新しい文化の創造を体現した作品と言えるでしょう。