KIIがNeusignalに出資
2026-06-30 08:50:35

慶應イノベーション・イニシアティブがNeusignalに追加出資し、アルツハイマー治療薬の開発加速へ

慶應義塾大学を基盤とする慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)が、アルツハイマー型認知症治療薬の開発を手掛けるNeusignal Therapeuticsに対して追加出資を行った。この出資により、Neusignalは総額53.2億円の資金を調達し、さらなる研究開発を進展させる。特に、この資金は米国での臨床試験、具体的にはPhase 1b試験を実施するために使用される予定だ。

アルツハイマー型認知症とは


アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞が変性していくことで発生し、最終的には日常生活も困難になる進行性の疾患です。患者は認知機能の低下とともに、様々な周辺症状に悩まされ、介護が必要となることが一般的です。近年では、この疾患を治療するための新たな医薬品が登場していますが、それに伴い治療のマネジメントや医療費、リスクに関する議論も行われています。

Neusignal Therapeuticsの新薬の可能性


Neusignal Therapeuticsが開発中の医薬品は、アルツハイマー型認知症のさまざまなステージに対応することが期待されている。また、その特長として、経口の低分子薬であるため、患者が自宅で治療を受けることが可能である点が挙げられる。すでに健康な成人を対象とした単回および反復投与試験で、高い安全性や良好な忍容性、加えて優れた薬物動態プロファイルが確認されている。これらの成果をもとに、Neusignalは今夏、米国にてアルツハイマー型認知症患者を対象としたPhase 1b試験を実施する計画だ。

今後の展望と影響


この臨床試験の成功により、患者の治療満足度向上、介護者の負担軽減、さらには医療費の適正化を図ることが期待されている。また、社会全体における経済的損失の低減という観点からも、多岐にわたる影響が見込まれる。

Neusignal Therapeuticsの運営情報


Neusignal Therapeuticsは、2022年4月に設立され、東京都中央区に本社を構えています。代表取締役の有本達氏が率いるこの企業は、認知症や精神疾患治療薬の研究・開発を行っており、脳疾患に関する創薬の探索にも取り組んでいる。公式ウェブサイトは、こちら

KIIのミッションとビジョン


慶應イノベーション・イニシアティブは、2015年に設立され、慶應義塾大学の研究結果を活用するスタートアップを支援することを目的に運営されています。その活動の一環として、2023年には大学ベンチャー初のインパクトファンド「KII3号インパクトファンド」を設立し、社会課題の解決に向けた取り組みを行っています。詳細は、こちら


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会社情報

会社名
株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
住所
東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 4F
電話番号

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