FortiGateのアップデート後のログイントラブルに列するPassLogicの対応
最近、FortiGateのアップデートに伴い、VPN接続のログイントラブルが発生していることが報告されています。この現象はFortinet, Inc.が提供するネットワークセキュリティ製品であるFortiGateのセキュリティ強化を目的とした更新に関連しています。当社、パスロジ株式会社は、この問題に対する新しいアップデートプログラムを提供し、法人向けの多要素認証ソリューション「PassLogic」と連携して、より安全にVPN接続が行える環境を整えることを目的としています。
背景
FortiGateは、企業や組織が社外から社内システムに安全にアクセスするために広く使用されているUTM製品です。この製品は日本国内でも多くの企業に導入されており、リモートワークの普及によりその重要性が増しています。しかし、最近のFortiOSアップデートに伴い、SSL-VPNやIPsec-VPNに関する認証方法が変更され、既存の認証設定によってはログインができない事象が確認されています。
この問題は、RADIUS認証やSAML連携を利用している環境において特に顕著で、従来通りの設定では認証が失敗してしまう場合があります。幸いなことに、これらのトラブルは製品の故障によるものではなく、認証方式や接続方式の見直しによるものなので、適切な対応を行うことで解決可能です。
PassLogicの解決策
弊社では、FortiGateとPassLogicを連携して使用しているクライアント環境において、影響を確認した結果、RADIUS認証を補完する更新プログラムを開発しました。これにより、Impactが認識されています。特に、VPN接続の継続利用が保証されます。
具体的には、2026年1月21日以降からパッケージ版の更新プログラムが順次リリースされる予定です。このプログラムの導入は、ユーザー自身で行う必要があります。また、クラウド版につきましては、近々予定されているメンテナンスにて自動的に適用が実施されます。
この更新プログラムを適用することで、FortiGateの設定を大幅に変更せずともFortiOSの新しい認証仕様に適応することが可能になります。SAML連携をご利用の方にも影響度に応じた情報を整理して公開し、真摯に対応しています。
PassLogicについての詳細
PassLogicは、企業や政府機関向けに広く採用されている多要素認証ソリューションです。知識・所有物・生体の3要素すべてをカバーしており、ユーザーのニーズに応じて9種類の認証方法を自由に組み合わせて使用できます。
この技術により、変化する環境に即応し、安全な認証方法の切り替えが可能で、長期的な利用促進に寄与します。また、Microsoft 365を始めとしたSSOとの連携にも対応しており、安全なリモートワーク環境を提供し続けます。
新たな認証技術が求められる中、PassLogicが提供する効果的な解決策は、多くの企業が直面するセキュリティ上の課題に対する鍵となるでしょう。
会社概要
パスロジ株式会社は、2000年に設立以来、持続可能な情報セキュリティインフラの構築に貢献するための技術開発を進めてきました。これまでに、日本国内で39件、国内外で126件の特許を取得しています。主力商品であるPassLogicは、累計116万以上のライセンスが発行され、多くの企業に信頼されています。
今後も、パスロジは国内外での信頼性を重視し、安全で安心なセキュリティソリューションの提供を続けて参ります。