バンコクに新たなラグジュアリー分譲マンション誕生、最先端の暮らしを提供

東京建物株式会社の子会社であるTokyo Tatemono (Thailand) Ltd.は、2025年11月からタイ・バンコクで前代未聞のラグジュアリー分譲マンション「STILL Sukhumvit 20」の販売を開始すると発表しました。このプロジェクトは、タイの大手デベロッパーSC Asset Corporation Public Company Limitedと共同で進められ、両社にとって7回目の協力事業です。

バンコクの魅力と市場背景

バンコクは、温暖な気候、豊かな文化、質の高いサービス施設が揃い、世界中から富裕層が集まる居住地としての地位を確立しています。観光業の成長に伴い、国内外の高所得層の増加が続いており、ラグジュアリー住宅の需要が高まっています。

現在、バンコクのアソークとプロンポンエリアは商業および居住の中心地で、インターナショナルスクールや医療施設も充実しているため、外国人居住者にとても人気の土地です。このような背景から、東京建物は海外での分譲マンション開発を強化し、最新のノウハウとパートナー企業との連携を活用して、さらなる事業拡大を図ります。

プロジェクトの立地と特徴

「STILL Sukhumvit 20」は、バンコクのスクンヴィット通り沿い、アソーク・プロンポンエリアに位置し、BTSとMRTの複数の駅が利用可能でアクセスも非常に便利です。周辺には公園や商業施設が立ち並び、利便性と自然環境が両立します。

このマンションは、124戸の高級住戸を提供し、専用エレベーター、広々としたリビングの最高天井高3.5メートル、さまざまなサイズのプラン（約85㎡～400㎡超）を揃えています。また、216台の自走式駐車場、スカイプール、フィットネスジム、スパなど、世界基準のアメニティが完備され、入居者は快適な暮らしを享受できます。

未来を見据えた事業戦略

東京建物は、海外事業の拡大を目指す中で、バンコクのような成長市場に注力し、今後も新規プロジェクトを進める計画を立てています。2030年を見据えたビジョンの下で、2025年度から2027年度にかけての中期経営計画において、海外事業に1,100億円の投資を予定しています。バンコク以外にも、米国、オーストラリア、中国などでも分譲マンションやオフィス、物流施設の開発が行われています。

共同事業者SC社の強み

SC Asset Corporationは、1995年から住宅開発を手がけ、高品質なコンドミニアムや戸建て開発を行ってきました。今回のプロジェクトは、SC社との信頼関係に基づいており、今後も新たなプロジェクトにおいて継続的な協力を図ります。

「STILL Sukhumvit 20」は、ラグジュアリーな住環境と卓越したサービスを求める人々にとって新たな生活の場となることでしょう。東京建物とSC社が手を組んだこのプロジェクトは、両社の経験と実績が生かされた画期的なものとなります。