NEXTAGEが受賞
2025-04-16 14:04:49

NEXTAGE、伝統わさびの自動栽培でTOKYO FOOD INSTITUTE賞を受賞

NEXTAGEが『Food Tech Venture Day NEO Vol.2』で賞を受賞



株式会社NEXTAGE(以下、NEXTAGE)は、2025年4月11日に行われた『Food Tech Venture Day NEO Vol.2』において、【TOKYO FOOD INSTITUTE賞】を見事に受賞しました。この受賞は、同社が持続可能なわさびの自動栽培技術を用いて日本の食文化を守る重要な活動を行っていることに対する評価です。

NEXTAGEが注目しているのは、特に絶滅危惧種とされる「真妻わさび」です。日本の伝統的な食文化の一部でありながら、ここ数年間でその生産量が大幅に減少しているこの貴重な作物を復興させることが、NEXTAGEの使命となっています。同社は、独自の栽培モジュールを開発し、栽培ノウハウを提供することで、わさびの生産者を増やし、新たな市場開拓を目指しています。

Food Tech Venture Day NEO Vol.2について



『Food Tech Venture Day NEO Vol.2』は、株式会社UnlocXと株式会社リバネス主催のフードテックイベントで、先進的なアイデアを持つスタートアップが新しい食の未来を創造することを目的としています。今年のイベントには、11社のスタートアップが参加し、8社の大手事業者が彼らにアワードを授与する形式で実施されました。参加者は約70名にのぼり、イベントではフードテック企業が自社の製品を紹介しながらネットワーキングの機会も提供されました。

NEXTAGEに対する評価



NEXTAGEが【TOKYO FOOD INSTITUTE賞】を受賞した評価ポイントは以下の通りです:
1. 日本食文化保全への貢献
2. 気候変動への適応力
3. 地域産業との親和性
4. グローバル展開の可能性
5. 技術の完成度と社会実装の実績
6. 経済性の高さ
7. 今後の発展や事業拡張への期待

特に、気候変動による生わさびの栽培の困難さに対する代替手段としての植物工場は、その重要性が増しています。また、NEXTAGEの技術は、誰でもどこでもわさびを栽培できる形式で、さらに国内外の市場でも需要が期待されることから、グローバル展開が高く評価されています。

講評と今後の展望



一般社団法人TOKYO FOOD INSTITUTEの代表理事、沢俊和氏は、NEXTAGEの取り組みを「技術革新にとどまらず、日本の食文化の保全や地域活性化に寄与するもので、多面的な価値を持っている」と評価しています。

NEXTAGEの代表取締役、中村拓也氏は「消えかけている日本の味を未来へつなぐ挑戦」だと語り、今後わさびを守るだけでなく、和食文化を根付かせた欧米市場にも展開していく意向を示しています。

NEXTAGEの背景とビジョン



NEXTAGEは、「ALL JAPAN MADEの植物栽培技術を世界へ」を合言葉に、アグリテックビジネスを行っています。2019年から真妻わさびの栽培に取り組み、日本の食文化と技術を広めたいと考えています。彼らの目標は、次世代に本物のわさびを残すことで、地域経済や産業の発展にも貢献することです。

会社情報


株式会社NEXTAGEは2018年に設立され、わさびの植物工場を用いた栽培技術の開発に専念しています。公式サイトやSNSで最新情報を発信中です。



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会社情報

会社名
株式会社NEXTAGE
住所
東京都目黒区祐天寺2-13-4
電話番号
080-4604-0795

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