エッセイ漫画の感動
2025-05-29 10:22:02

エッセイ漫画『ママ5年目でがんなんて手に入れた卵子と失った味覚』が感動の発売を迎える

若さと闘う奮闘記



ある日、日常の中で感じた喉の違和感。それが自分の身体の中で進行していたがんの兆候であることを知った時、著者の松本ぽんかんは、若さと母親としての使命感の狭間で苦しみます。このエッセイ漫画『ママ5年目でがんなんて手に入れた卵子と失った味覚』は、そんな彼女の壮絶な闘いと成長を描いています。

背景と物語



岡山県出身の松本ぽんかんさんは、夫と一人娘との穏やかな生活を送っていました。しかし、妊娠への恐怖から第二子の妊娠に躊躇していた矢先、がんが見つかります。通常の生活では考えられなかった運命に直面した彼女は、抗がん剤の治療を受ける中で卵子への影響や、長引く味覚障害に直面し、自分自身及び家族との向き合いが始まります。

がん治療と卵子凍結



松本さんの物語は、単なる疾病との戦いに留まりません。抗がん剤の副作用により彼女は卵子への影響を心配しつつ、奇跡的に卵子凍結に成功します。その試行錯誤の中、家族や友人との絆が深まり、彼女の心の強さもまた鍛えられます。苦しい治療を経て迎えた再起の図は、希望にも満ちています。

描かれる感情のリアリティ



エッセイ漫画の特徴であるリアリティとユーモアを交え、松本さんは自分の思いを赤裸々に綴ります。特に、長引く味覚障害の描写は、読者にとっても痛いほど共感を誘う内容となっています。彼女が顔から笑顔を失っていく過程は、多くの人々に感情移入を促します。このリアルな体験を通して、がんという概念が、決して他人事ではないことを感じさせてくれます。

作品のメッセージ



この作品には、がんという疾患が持つ重圧だけでなく、家庭や親子の絆の大切さが強調されています。もちろん、松本さんの実姉である藍本松氏による描き下ろしイラストも、作品の温かみを引き立てています。彼女のサポートがあったからこそ、松本さんはこの逆境を乗り越えられたのかもしれません。

発売情報



『ママ5年目でがんなんて手に入れた卵子と失った味覚』は、2025年5月29日に竹書房から発売されます。定価は1,430円(税込)で、書店やオンラインストアでも購入可能です。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。

最後に



松本ぽんかんさんの体験を通じて、命の価値や心の在り方について考えさせられる本作。がんとの戦いをただの悲劇としてではなく、乗り越える力を持つストーリーとして描いている点に、多くの人が感動することでしょう。家族愛や希望の力が詰まったこの作品は、ただのエッセイ漫画を超えた深い意味を持っています。


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会社情報

会社名
株式会社竹書房
住所
東京都千代田区三番町8番地1 三番町東急ビル 6階
電話番号
03-3264-1576

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