年商10億円以上のEC事業者におけるシステム費用配分の実態
株式会社東通メディアは、自社に通販基幹システムを導入している年商10億円以上のEC事業者100名を対象に、システム費用に関する調査を行いました。この調査は、2024年7月19日から7月25日の間に実施され、主に通販基幹システムの投資配分についての洞察を提供します。
まず、調査対象者の回答によると、EC運営にかける費用の中で最も重点を置いているのは「システム導入費用」で、全体の約41%がこの項目に費用を割いています。次に多かったのは「保守・サポート費用」で18%、その後に「カスタマイズ・開発費用」の15%という結果でした。
システム導入費用の重要性
多くの事業者がシステム導入に高額を投じる理由は、競争が激化しているEC市場でスムーズな運営を実現するためです。特に初期投資が1000万円以上である企業が44%と、多くの事業者が大規模な投資を行っていることが見受けられます。これは、導入するシステムに対する期待や、運営における利便性の向上を図るための不可欠な費用と考えることができるでしょう。
基幹システムへの投資割合
調査の結果、通販基幹システムに対する売上に対する投資割合は39%が「0%~15%未満」と回答しており、全体のおよそ4割が少額の投資で済ませている事実が浮き彫りになりました。一方、21%が「15%~30%未満」、17%が「30%~45%未満」と、一定数はより高額の投資を行っていることも明らかになっています。
このことから、EC市場では安価で運用できるシステムが望まれている一方で、すでに運営企業の中には、長期的な視点で見れば十分な投資を行うべきだという意見も多く存在します。特にシステムのリプレイスを検討している企業は、導入にあたるコストの割合をしっかりと計算し、新しいシステムがもたらす価値を重視する傾向があります。
まとめと今後の展望
今回の調査では、年商10億円以上の企業がどのようにシステム費用を配分しているかの実態が明らかになりました。システム導入費用が最も高く、大規模な投資をする企業が少なくなく、全体的には慎重な投資が求められている状況です。
東通メディアでは、これまで培ったECに関するノウハウを活かし、「通販マーケッターEight!」というEC構築のためのソフトウェアを提供しています。この商品は、特にスタートアップから年商500億円規模の企業まで対応可能で、高いカスタマイズ性と操作性を兼ね備えています。EC事業者にとってさらなる成長を目指すためには、適切なシステム選びが重要です。詳細や調査結果の全文は、以下のリンクからご覧いただけます。
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会社情報
株式会社東通メディア
- - 所在地: 東京都中央区八丁堀4-8-2いちご桜橋ビル8階
- - 設立: 昭和61年4月
- - 資本金: 5,000万円
- - URL: totsumedia.co.jp