震災後の未来を切り開くアート展「Metamorphose」
2011年9月8日から10月3日まで、東京都新宿区のコニカミノルタプラザで開催される「人類の変容とREBIRTH PROJECT展『Metamorphose』-311後の未来-」が、訪れる人々に新たな気づきをもたらすことが期待されています。この展示会は、伊勢谷友介氏が主宰するREBIRTH PROJECTによって実現され、震災以降の支援活動の全貌を披露します。
REBIRTH PROJECTとは?
REBIRTH PROJECTは、「人類が地球に生き残るためにARTは必要である」というコンセプトの元、アートの力を通じて物事の価値を再考し、新たな価値を創造する試みです。これまでにも様々な展示を行い、地域の人々と共に次世代に向けた活動を続けてきました。今回の展示では、これまでの活動を振り返り、現在進行中の被災地支援活動や地域活性化プロジェクトについて、映像を通じて紹介する予定です。
また、展示期間中には伊勢谷氏が参加するトークイベントが開催され、参加者は直接彼の考えを聞くことができます。このようにアートを通じて現状を変えていく姿は、多くの人々にインスピレーションを与えてくれるでしょう。
「Metamorphose」のコンセプト
今回の展示テーマ「Metamorphose」は、変容や変身を意味します。震災を経て、現実の中での目に見える変化だけでなく、人々の内面や社会そのものの劇的な変化をも表現しています。アートを媒介に、新しい価値観を育てるためのアプローチが、この展示では追求されています。
展示の内容
今回の展示では、「Meta Art(メタアート)」という新たな視点から、2つのカテゴリーが設定されています。「突然変異 Metamorphosis」と「進行し続けるもの Work in Progress」がそれに該当し、REBIRTH PROJECTのこれまでの挑戦が紹介されます。具体的には、
- - 元気玉プロジェクトの発表: 東北地域の復興支援を目的としたこのプロジェクトの成功事例や新しいアイデアを集め、来場者に投票を呼びかけます。
- - 映像インスタレーションによる未来像の紹介: SNS上で集めた市民の声を基に、未来を変える力を視覚的に表現します。
- - 人類の変容とREBIRTH PROJECTの歴史: これまでのプロジェクトを通じた変化を、プロダクトやアート作品とともに紹介します。
飛び入り参加できるイベントも多数
展示期間中には、伊勢谷氏を含むイベントも多数計画されています。例えば、参加者との対話を通じて、より深くREBIRTH PROJECTの理念を探求するトークイベントやワークショップも開催されます。また、展示初日はレセプションが開かれ、芸術家や支援者の交流の場ともなるに違いありません。
参加方法とアクセス
展示は無料で、東京都新宿区新宿3-26-11の新宿高野ビル4Fに位置するコニカミノルタプラザで行われます。最寄り駅からも徒歩圏内と便利ですので、ぜひ足を運んでみてください。
震災後の世界を見つめ、アートを通じて未来を切り開く「Metamorphose」。ぜひ現地でその目撃者となりましょう!