兼松とSCREEN GPの協業
2024-10-22 12:11:26

兼松とSCREEN GP ジャパンが印刷市場に進出する新たな戦略

兼松とSCREEN GP ジャパンが印刷市場における協業を発表



協業の概要

兼松株式会社と株式会社SCREEN GP ジャパンは、国内印刷市場をターゲットとした協業を開始しました。この取り組みにより、両社の技術力や営業力、保守サポート力を結集し、海外製品の導入を加速させ、印刷機のデジタル化を進めていく方針です。

特に注目されるのは、韓国のVALLOY社が製造したトナーデジタルラベル印刷機「BIZPRESS 13R」の取り扱い開始です。この製品は、低価格でありながら高機能を持ち合わせており、アナログ印刷からデジタル印刷への移行を促進することが期待されています。

BIZPRESS 13Rの特長

BIZPRESS 13Rは、紙の種類を問わず対応できる能力を持ち、印刷にも幅広い選択肢を提供しています。そのコンパクトサイズは、オフィスへの設置も可能で、内部製造を希望する企業にとって非常に魅力的な選択肢です。また、色合わせや見当合わせなどの負担を軽減し、経験の浅いオペレーターでも取り扱いやすい点が特徴です。

販売開始日は2024年10月23日で、同時に東京ビッグサイトで開催される「ラベルフォーラムジャパン2024」にも出展予定。来場者は実機を通じてその性能を確認できます。

両社の思い

兼松の電気機器部門を担当する中川新介部長は、SCREEN GPジャパンとの協業に感謝の意を表し、BIZPRESS 13Rの販売を通じて日本市場での潜在需要を掘り起こし、ラベル印刷市場の拡大を目指すと述べました。

一方、SCREEN GPジャパンの有賀賢一社長は、デジタルラベル印刷機の分野で先駆者としての地位を確立してきた経験を活かし、今後も国内市場でのデジタル化を加速させる意欲を示しました。

企業情報

兼松株式会社は1889年に設立され、東京に本社を構える大手商社。ICTソリューションや電子デバイスなど多岐にわたるビジネスを展開しています。SCREEN GP ジャパンは2002年に設立され、印刷関連機器の販売を行っている企業です。

このような新たな協業は、印刷市場における海外製品の浸透を促し、経済全体に新しい風を吹き込むことが期待されています。今後、この取り組みにより国内印刷業界にどのような変化がもたらされるのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
兼松株式会社
住所
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
電話番号

トピックス(経済)

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