『1000 Wings』キックオフイベントが華やかに開催
ファッションと社会貢献が交差する特別な瞬間を迎えました。ジュエリーブランド「No.(ナンバードット)」によって発足された新しいチャリティプロジェクト『1000 Wings(サウザンドウィングス)』が2025年7月15日、東京・銀座のCADRANで華やかにキックオフイベントを開催しました。このプログラムは、ファッションを通じて社会貢献の必要性を広めることを目的としています。
イベントには、「No.」の代表でありクリエイティブディレクターの青木千秋氏、元「ヴォーグジャパン」の編集長渡辺三津子氏、ノーベル平和賞受賞者世界サミットの副会長伊東玄聖氏が登壇し、トークセッションを開催。彼らの経験や思いが交わることで、自身のバックグラウンドが異なる中でも共通する「社会貢献」の重要性が浮き彫りになりました。
トークショーの内容
青木氏が語ったのは、自身が長年温めてきた社会貢献への思いが、『1000 Wings』を通じて具体化した過程です。また、ファッションという領域から、個々の価値観を尊重し、社会の一部として貢献することの大切さについても触れました。若い世代にもジュエリーを利用した社会貢献の楽しさを広げていきたいという、彼の強い願いも伝えられました。その後、渡辺氏と伊東氏が加わり、自身の活動に対する哲学や取組みについて話が交わされ、参加者との意見交換が行われました。
参加者同士の出会い
イベントはトークセッションだけでなく、食事を共にしながら自由な雰囲気で交流ができる時間を提供。様々な業種から集まった参加者は、それぞれの視点から社会貢献について考え、より良い未来を共に築くためのつながりを深めました。
特に印象的だったのは、各登壇者が持つ異なる経歴にもかかわらず、社会貢献に対する情熱が共鳴し合う瞬間です。青木氏と伊東氏、渡辺氏はお互いの活動からインスパイアを受け、協力し合うことで大きなインパクトを生む場面が見られました。
プロジェクトの背景
『1000 Wings』は、「HAPPY TO BE ME(私に生まれてよかった)」という理念のもとで発足。ファッションを通じて多様な価値観を受け入れ、ポジティブな自己表現を支援するというブランドの姿勢が反映されています。参加した方々には、ファッションが自己愛や幸せにつながる一部であることを感じてほしいとの思いが込められており、参加者もその共鳴を感じていました。
支援先団体と今後の展望
今回のプロジェクトでは具体的な支援先として、パンジ財団とノーベル平和賞受賞者世界サミットが挙げられています。パンジ財団は、性暴力被害者の医療や生活再建を支援し、ノーベル平和賞受賞者世界サミットは、世界中の平和と人権について議論する場を提供しています。
この新たなアプローチを通じて、参加者たちがファッションを通じた社会貢献の必要性を感じ、さらには自身の人生においても意味のある行動へとつなげていくことが期待されています。
これからも『1000 Wings』は、その理念を拡げ、さまざまな人々と関わりながら深い関係を築いていけるよう、継続的な取り組みを行っていくでしょう。