高崎の服の循環
2022-07-13 12:00:06
服の循環を促進する「まちのクローゼット」が高崎にオープン
服の循環を促進する「まちのクローゼット」が高崎にオープン
高崎オーパの4階に、7月23日から9月25日までの期間限定で実店舗型のアップサイクルコミュニティ「まちのクローゼット(まちクロッ)」がオープンします。この取り組みは、服の循環をテーマにしており、特にアパレルロスの削減を目指しています。地域と連携し、さまざまな活動を通じて社会課題に取り組む姿勢が特徴です。
まちのクローゼットの基本コンセプト
「まちのクローゼット」は、主に3つの要素「Color(服の染め直し)」「Pass(服の回収)」「Trade(服の交換)」から成り立っています。これらの活動を通じて、地域の人々がアパレルロスを削減し、持続可能なファッションライフを楽しむための場を提供します。
Color—洋服の染め直し
特に注目したいのが「Color」部門。ここでは、洋服の染め直しを行うサービス「somete」を実店舗で体験できます。利用者は、自分の大切な服がどのように生まれ変わるのか、実体験を通じて楽しむことができます。初めての方には、特別価格で楽しめる「染めガチャ」(1,980円)も用意されています。
展示スペースでは、染め直しのビフォーアフターを見ることができ、実際にその魅力を感じられます。このように、染め直しを通じて服に新たな命を吹き込む取り組みが展開されています。
Pass—服の回収
次に「Pass」では、不要になった服の回収を行います。高崎オーパ内ではもちろん、地域の協力店舗にも回収ボックスを設置し、集められた服はアップサイクルやリユースに利用されていきます。こうして、回収した洋服を新たな形で生かす仕組みが構築されています。
Trade—古着の交換
「Trade」は古着の交換を促進するイベントを開催。都内で「洋服の物々交換」を展開している「Rationaloop」とコラボし、古着同士やアップサイクルされた洋服との交換ができます。古着の交換会は7月30日から不定期で行われる予定で、地域の人々が実際に参加できる機会を増やしています。
その他のイベント
「まちのクローゼット」では、アップサイクルをテーマにしたワークショップやトークイベント、ポップアップイベントなども開催予定です。さらには、新しい購買体験の創造を目指し、一部の店舗では「ショールーミング」や「イベント体験型」の取り組みも行われる予定です。
取り組みの背景
このプロジェクトは「OPAアクセラレータプログラム2021」に採択されたアイデアから発展したもので、地域を巻き込んだアパレルロス削減に向けた活動となっています。最近では、6月24日から26日の間に「THE UPCYCLE MARKET」を開催し、数多くのメディアにも取り上げられました。
「まちのクローゼット」は、地域の新しいハブとして、衣類のロスや素材の新たな利活用を図り、循環型エコシステムを作り上げることを目指しています。
最後に
「まちのクローゼット」は、単なる物の交換だけではなく、地域の人々が共に手を取り合って持続可能な未来を創造するための重要な場となります。関心のある方はぜひ、高崎オーパでのこの特別な体験をお楽しみください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社PlayBlue
- 住所
- 東京都千代田区平河町Nagatacho GRiD
- 電話番号
-
070-8549-7218