ロボットが生み出した米粉『雷粉』が新たな販路を開拓!
株式会社テムザックが開発した米粉『雷粉(らいこ)』が、2025年7月25日から宮崎県延岡市の三つの道の駅での販売が始まりました。その新しい販売チャンネルは、道の駅「北川はゆま」、「北浦」、「北方よっちみろ屋」です。テムザックは、自社のロボット稲作技術を活かしてこの米粉を生み出しました。これにより、耕作放棄地の拡大を防ぐとともに、持続可能な農業の実現を目指しています。
『雷粉』とは、延岡市で収穫される「ミズホチカラ」を特別な製法で米粉にした製品です。粒が細かく、使用時の扱いやすさが特徴で、小麦粉の代用品として多くの料理やスイーツに利用されています。また、2024年12月からはふるさと納税の返礼品としても採用されています。
米粉の需要が増加している中、テムザックは東京都内で米粉スイーツに特化した専門店「BEIKA」と提携し、7月9日から「雷粉(500g)」や「雷粉のスモアクッキー」を販売しています。さらに、大阪の「イグレック」では米粉を使った「米粉ミニサブレ」を販売中で、2025年8月27日から9月2日には、阪急うめだ本店B1でのポップアップ出店も予定されています。
ロボット稲作による持続可能な農業
テムザックの米粉『雷粉』は、単なる製品ではありません。その背後には、ロボットを駆使した新しい農業モデルが存在します。このモデルは「WORKROID農業」と呼ばれ、稲作の自動化と効率化を図っています。特に、耕作放棄地や不整形地においてもロボットが活用され、稲作を持続可能に続けられる仕組みを作り出しています。
米の消費量が減少している一方で、米粉の利用はますます広がっています。健康志向が高まる中、米粉はパンやケーキ、さらには麺類など、さまざまな用途で使えるため、料理の選択肢が増えています。
新たな市場への進出
テムザックは今後も米粉の需要拡大と農業の省力化に注力していく方針です。米粉が持つ特性や魅力を広く発信することで、食料の安全保障にも寄与することを目指しています。
株式会社テムザックは、医療や建築など幅広い分野でのロボット開発を進める企業です。今後も、テムザックの独自技術がどのように農業や食品業界に変革をもたらすのか、注目が集まります。
取扱い店舗情報
道の駅「北川はゆま」 〒889-0102 宮崎県延岡市北川町長井5751-1
道の駅「北浦」 〒889-0301 宮崎県延岡市北浦町古江3337-1
道の駅「北方よっちみろ屋」 〒882-0243 宮崎県延岡市北方町早日渡巳175番地1
【ふるさと納税】
- 5,000円で500g、9,000円で1.5kg(500g×3袋)のプランがあります。
お問い合わせ先
株式会社テムザック
公式サイト
電話:075-748-0856
『雷粉』の登場は、地域活性化と持続可能な農業の一端を担っています。今後の展開にも期待が寄せられます。