富士薬品が群馬県渋川市と連携協定を締結し健康推進へ

富士薬品が群馬県渋川市との包括連携協定を締結

株式会社富士薬品（本社：埼玉県さいたま市）は、2025年2月17日、群馬県渋川市と市民の健康状態を向上させ、安心・安全なまちづくりを目指すための包括連携協定を締結しました。富士薬品は、医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業であり、市民の健康増進に寄与することを目指しています。

連携協定の目的と内容

この協定のもと、富士薬品は以下の8つの項目に取り組みます。

1. セルフメディケーションの強化：富士薬品では、配置薬販売の営業員が登録販売者の資格を有し、OTC医薬品の適正使用やセルフメディケーションを支援するための啓発活動を行います。

2. 共生社会の実現：地域住民との協力を通じて、社用車や店舗で社会参加が困難な方を発見し、自治体への支援を行う取り組みを推進します。

3. 健康づくりの推進：富士薬品の営業員が市民に健康情報を提供し、健康診断の呼びかけや市が主催する健康イベントへの参加を行います。

4. 高齢者の見守りサービス：配置薬の営業員が高齢者の見守りを行い、地域の安全な社会づくりに寄与します。

5. 災害時医薬品の供給：災害が起きた際には、避難所へ医薬品を無償提供し、平常時には防災に関する情報を地域へ伝えます。

6. 気候変動適応法への協力：特定の警戒アラートが出た際、富士薬品が運営する店舗を暑熱避難施設として開放します。

7. 道路保全の取り組み：営業中に道路の異常を発見した場合、迅速に情報を提供します。

8. その他の必要事項：協定の目的を達成するために、随時市と協議を行い、必要な事業を実施します。

協定締結式の実施

締結式は渋川市役所で行われ、富士薬品と渋川市の強力な連携を象徴する場となりました。今後、富士薬品は、地域の皆さんが安心して生活できる環境を整えるため、渋川市と共にさまざまな施策を進めてまいります。

富士薬品の使命

富士薬品は、「とどけ、元気。つづけ、元気。」というスローガンのもと、1940年の創業以来、地域の人々の健康な生活を支える施策を展開してきました。特に、配置薬サービスは地域密着型の提供を行い、6,000軒以上の家庭や企業に利用されるなど、90年以上にわたって地域の医療を支えています。

渋川市の取り組み

一方、渋川市は「やすらぎとふれあいに満ちた“ほっと”なまち」の実現を目指す中で、防災対策や地域福祉の向上、健康づくりなど多岐にわたる施策を進めています。両者の協力によって、さらなる地域の発展が期待されています。

この協定により、富士薬品は渋川市と共に、安心・安全なまちづくりを進め、市民の健康を守るための取り組みを強化していく考えです。日々の健康管理を支援する姿勢を示しながら、地域社会に必要な貢献を続けていくことでしょう。