森と共に過ごす特別な滞在
長野県の蓼科に位置する蓼科東急ホテルでは、新たに五感を刺激する宿泊体験が始まる。この度、地域産のカラマツをテーマにした新客室「Karamatsu Classic」が2025年7月26日にオープンする。ホテルプロデュースを手掛けるのは、地方の林業と協力して持続可能な循環を目指す株式会社ヤソだ。このプロジェクトは、森の恵みを感じながらの宿泊体験を提供すると同時に、地域の林業を支える取り組みでもある。
Karamatsu Classicの魅力
この新しい客室は、豊かな自然に囲まれた蓼科の魅力を存分に生かした設えとなっている。オリジナルのアメニティや装飾はすべてカラマツに基づき、訪れた人々が五感で森を感じることができる。特に注目すべきは、室内に取り入れたスチームサウナ。ここでは、カラマツの香りが立ち込め、リラックスした状態で体を温めることができる。
五感で感じる森の体験
視覚
客室の壁には、自社制作の独自デザインによる焼きカラマツのウォールアートが施されている。素材としてのカラマツの美しさや強さを身近に感じることができる。
聴覚
外の大きな窓からは、自然の音が心地よく響く。風で揺れる木々の音や、小川の水の流れる音、さらには小鳥のさえずりが訪問者を包み込む。
嗅覚
宿泊者を癒すアメニティには、蓼科の間伐で得られたカラマツの精油が使用されており、これにより森の香りを全身で感じることができる。ホテルの注目は、客室内でリラックスしながら用意されたカラマツ茶を楽しむことだ。
触覚
カラマツの材質を使用した家具は手触りも良好で、自然の繊維を感じられる。特に、広々とした空間で触れられる木の素材は、精神的な安らぎをもたらす。
味覚
カラマツの葉を使用した独自の松葉茶は、飲みやすくアレンジされており、訪れる人々に新しい味覚体験を提供する。これにより、自然の恵みを味わいながらゆったりと過ごすことができる。
新たな施設「TENOHA TATESHINA Lab.」の開設
同日には、自然体験をテーマにした新施設「TENOHA TATESHINA Lab.」がオープン。この施設では、精油の蒸留や草木染めといったプログラムが実施され、自然と地域資源について学ぶことが可能となる。ホテルとの連携による体験型プログラムも展開される予定だ。
買い物も楽しめる
さらに、ホテル内の売店では「MORIGURASHI」コーナーが新設され、地域産カラマツを使用した商品が並ぶ。宿泊客はここで体験した香りを自宅に持ち帰ることができ、ギフトとしても最適なアイテムが揃っている。
まとめ
蓼科の自然を存分に楽しむことができる「Karamatsu Classic」は、地域の恵みを体感しつつ、持続可能な未来を見据えた新しい宿泊スタイルを提案している。五感で感じる宿泊体験は、決して忘れられない思い出となるだろう。森とつながるこの素晴らしい宿泊体験を、ぜひ訪れて体感してみてはいかがだろうか。
施設概要
- - 発 Opening: 2025年7月26日
- - 所在地: 長野県茅野市北山字鹿山4026-2
- - 蓼科東急ホテル: 公式ウェブサイト
- - TENOHA TATESHINA Lab.: 公式ウェブサイト
新しい客室と施設の柔らかな空間で、ぜひ、五感を通じて自然との調和を体感してみてほしい。これからの時代にふさわしい、サステイナブルな旅がここに待っている。