100年の歴史を誇る丸新醤油の挑戦
島根県益田市に位置する「丸新醤油醸造元」は、大正6年から続く醤油作りの伝統を受け継ぐ企業です。自家栽培の大豆と小麦を使用し、風景をも醤油に染み込ませる独自の製法が支持されています。この度、創業100年を目前に、醤油蔵の象徴である赤レンガの煙突の老朽化が発覚し、全体補修か取り壊しかという大きな選択を迫られています。
煙突の重要性と地域の声
歴史的な煙突は、昔の薪を使った醤油作りの名残であり、現在ではボイラーを使用していますが、煙突は地域のシンボルとしての役割も果たしています。数多くの顧客から「この景色を残してほしい」という要望が寄せられたため、丸新醤油は補修を決定しました。
クラウドファンディングによる資金調達
煙突の補修には巨額の費用が必要ですが、顧客からの思いに応える形で、クラウドファンディング「GREENFUNDING」にて支援者を募ることになりました。プロジェクトは2015年6月16日から開始し、支援を受けることで100年後も変わらぬ風景を維持する取り組みを目指します。
支援プランの内容
支援者には、様々なプランが用意されています。3,000円のプチプランから始まり、5,000円の中間プラン、さらには10,000円の年間プラン、そして200,000円以上のスポンサープランまで多彩なリターンが期待できます。
- - 3,000円お試しプチプラン: 濃口醤油、本醸造隠し醤、煎り酒、うめ酢の各100mlがセット。
- - 5,000円丸新一途にお醤油プラン: 720mlの濃口醤油にその他の醤油関連商品がセット。
- - 10,000円丸新まるごと1年間プラン: 年に2回、上記の商品のセットが届くプラン。
- - 200,000円スポンサープラン: 丸新商品10万円分や特典を提供。
これらの支援プランは、地域の食文化を守る取り組みとしても大変意義深いものです。きっと多くの人に喜ばれることでしょう。
丸新百年倶楽部の設立
今後、さらに丸新醤油を応援いただくために「丸新百年倶楽部」を新たに設立し、食べるという行為に対する意識を高める場を提供することを目指します。この倶楽部でお客様と共に、食に関する考えや想いを共有することを重視しています。
最後に、丸新醤油醸造元は、自社のホームページやクラウドファンディングページを通じて、このプロジェクトに関する情報を発信します。ぜひ、この伝統ある醤油蔵の歴史を次世代へと繋ぐために、皆さまのご支援をお願いいたします。