兵庫・読書体験
2025-09-19 14:56:03

若者に寄り添う新しい読書体験「旅するキッカケ文庫」発表

若者に寄り添う新しい読書体験「旅するキッカケ文庫」



兵庫県が発表した「旅するキッカケ文庫」は、若者への新しい読書体験を提供する移動式図書館です。この取り組みは、若者やZ世代を支援する「若者・Z世代応援パッケージ」の一環として行われ、2025年9月20日から神戸ポートタワーを皮切りにスタートします。これに先駆けて9月18日に行われたメディア発表会には、アンバサダーを務めるタレントの山之内すずさんが登壇しました。

山之内すずのエール



神戸市須磨区出身の山之内すずさんは、発表会の中で若者を応援する取り組みに対する自身の思いや影響を受けた本のエピソードを語りました。彼女は「SNSでさまざまな情報が入る時代だからこそ、自分と向き合う時間が大切」と訴え、同世代へのエールを送ります。地域のための施策に対しても強い思いを寄せ、親しみやすさを感じるような展開を目指しています。

兵庫県の若者支援の背景



兵庫県は今後予想される人口減少に対抗するため、若者やZ世代の支援を行っています。この施策は「若者・Z世代応援パッケージ」として、ライフステージに応じた支援内容を用意し、安心して将来を描ける環境を整備することを目指しています。理事の木村晶子氏は「兵庫は若者を応援する県」として広報していくことを強調しました。

アンバサダーとしての思い



山之内すずさんは、自身の過去を振り返り、母親が読んでくれた絵本が人生に大きな影響を与えたと語ります。彼女は地元神戸でのプロジェクトに関与できることを喜び、若者に向けて本の魅力を伝えたいと熱意を示しました。自身が選んだ本は「ビッグオーとの出会い」と「わからなくても近くにいてよ」の2冊。これらの書籍を通じて、自分を見つめ直す機会を提供してくれたと語ります。

誰もが感じる不安を支えよう



Z世代が抱える「お金の不安」などの日常での課題についても触れ、山之内さんは行政の存在が心の支えとなっていることを強調。また、ブックバスを体験した際に、心に響いた書籍にも言及し、愛について描かれた作品を選びました。読書を通じて心のモヤモヤを解消し、自分自身を見つめ直すことができると、その重要性を訴えかけました。

旅するキッカケ文庫の開催概要



「兵庫 旅するキッカケ文庫」は、2025年9月20日から2026年3月まで実施され、10か所以上の地域を巡回します。巡回先の各地でイベントやマルシェの開催も予定されており、多くの若者との対話の場を設けています。移動式図書館は地域住民や企業との連携を図りながら、若者の新たな可能性を引き出す体験を提供することを目指しています。兵庫県の公式サイトやSNSを通じて、今後の情報が随時発信される予定です。

おわりに



この取り組みは、単なる読書支援にとどまらず、若者が自分自身の未来や可能性について考える機会を提供します。山之内すずさんの熱いエールが、新たな読書体験を通じて、しっかりと兵庫県の若者たちに届くことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社カヤック
住所
御成町11-12御成町11-12
電話番号
0467-61-3399

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