東庄町と千葉薬品が地域活性化に向けた包括連携協定を締結

東庄町と千葉薬品の包括連携協定が地域活性化を促進

2025年2月4日、千葉県の東庄町（町長：岩田利雄）は、横浜に本社を置く株式会社千葉薬品（社長：齋藤昭生）との間で、地域包括協定を締結しました。この協定は、地域の課題を共に解決するためのものであり、特に少子高齢化や災害時の対応に取り組むことを目的としています。

協定締結の背景

東庄町と千葉薬品は以前から長期にわたり、さまざまな地域活性化プロジェクトで協力してきました。

- 2013年からは特定保健指導の一部を千葉薬品が受託。
- 2018年には、地域イベント「東庄ふれあいまつり」において健康チェックブースを設置。
- 2023年3月からは、高齢者支援を目的とした移動販売スーパーの取り組みを開始しています。

このような実績を踏まえ、あらためて正式に協定を結び、さらなる連携を深めることとなりました。

協定の内容と具体的な取り組み

協定の内容は多岐にわたります。具体的には、以下の事項に関する協力を行うことが定められています。
1. 健康づくりに関する活動
2. 地域福祉への支援（高齢者・障害者を含む）
3. 子どもの育成支援
4. 地元産品の普及・地産地消の促進
5. 環境対策と資源リサイクル
6. 安全・安心なまちづくりの推進
7. 地域情報の発信
8. 災害時の地域支援
9. 各種事業への協力
10. 地域医療の整備
11. その他協定目的達成のために必要な事項

今後は、2025年2月13日および14日に予定されている、買い物に不便を強いられている人々を支援するための物流ドローンの実証実験を通じて、具体的な共同活動が始まります。

東庄町の概要

東庄町は千葉県の北東部に位置し、東京からは約80km、千葉市から約55kmの距離にあります。人口は12,570人（2025年2月1日現在）で、町は香取市、旭市、銚子市と隣接しています。特産品としては、こかぶや豚肉、いちご、水稲などがあります。町の公式サイトはこちら。

千葉薬品の紹介

千葉薬品は、千葉市中央区を本拠地とする企業で、昭和35年に創業しました。ドラッグストア「ヤックス」や、スーパーマーケット、アウトドアスポーツ用品店などを展開し、地域医療にも貢献しています。企業理念としては「全ては、喜びのために。社会を支える事業を新化させる」を掲げており、地域との連携を重視しています。企業の詳細についてはこちらを参照してください。