株式会社レゾナック、HPLC用分離材「Gelpack」を「Shodex」に統合
株式会社レゾナックは、2026年1月1日から、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)用分離材製品「Gelpack」ブランドを「Shodex」に統合することを決定しました。この動きは、グループ会社である株式会社レゾナック・テクノサービス(RTS)からの転送に伴い、RTSの営業および開発組織もレゾナックへ統合される形で進められます。
統合の目的と背景
レゾナックは1965年から分子量測定や分離技術の研究を行い、50年間で多様なカラムの開発に努めてきました。その成果として、日本国内外に販売拠点を持ち、幅広い分析ニーズに対応する製品を提供しています。今回の統合により、「Shodex」ブランドとしての製品展開をさらに強化し、より戦略的な事業運営を実現することを目指しています。
具体的な取り組み
RTSが展開していた「Gelpack」ブランド製品の販売権と開発機能は、全てレゾナックに移譲されます。これにより、分離材関連製品の開発と販売が一元化され、効率的な運営を可能にし、業界における競争力を一層高めていく方針です。さらに、特定の「Gelpack」製品については、「Shodex」のサブブランドとして引き続き展開する予定もあるため、顧客には継続的に馴染みのある製品を保つことが可能となります。
Shodexブランドの特性
「Shodex」は高い耐久性を持つポリマーベースのHPLC用カラムを主要製品とし、その特性を活かして食品分析や医薬品分析、水質分析、土壌汚染の調査など、様々な分野で活用されています。お客様の分析ニーズに応じた重要なアプリケーションを提供し、品質と性能の向上に努めているのです。
まとめ
レゾナックは今後も分離材製品に対する技術革新や品質向上に尽力し、国内外のお客様に信頼される製品提供を目指します。統合後も変化する市場環境に対応し、より良いサービスを提供するための努力は続けられます。これからの「Shodex」ブランドの進化にぜひご期待ください。
詳細については
Shodex製品サイトをご覧ください。