眼科往診で地域貢献
2024-06-27 16:24:44

地域密着型医療の進化!山口医院が提供するシームレスな眼科往診サービスが注目を集める

シームレスな眼科医療で地域貢献!山口医院の取り組み



1973年の開業以来、地域住民の健康を支え続けてきた医療法人社団育生會運営の山口医院(東京都豊島区)。同院は、近年注目される「アイフレイル」予防に向け、全国でも珍しい眼科往診サービスを強化している。

アイフレイルとは、加齢に伴い眼の機能が衰え、視機能が低下したり、低下するリスクが高まっている状態を指す。日本眼科啓発会議の調査によると、40代以上の約半数が目の健康面で不自由を感じており、その中でも視覚に関する悩みが最も多いという結果が出ている。

山口医院では、長年培ってきた内科訪問診療の経験を生かし、2018年から眼科往診を本格的に開始。病院から半径16km以内であればどこでも往診するというスタンスで、地域住民の健康を守っている。

高齢者の眼科医療における課題



高齢者の場合、身体的な理由や、通院の負担から眼科手術を諦めてしまうケースが多く見られる。特に要介護認定を受けている高齢者では、ケアマネージャーと眼科医の連携ネットワークが不足していることも課題のひとつだ。

認知症患者では、白内障などの視機能低下が原因で周囲の人に対して攻撃的になる傾向が見られるなど、社会生活に大きな影響を及ぼす可能性もある。

山口医院の包括的な支援体制



山口医院では、これらの課題を解決するため、以下のような包括的な支援体制を構築している。

ケアマネージャーとの連携強化: 要介護認定を受けている高齢者に対しては、ケアマネージャーとの連携を密にすることで、包括的なサポート体制を提供している。
充実したリハビリ環境: 術後の視機能回復を支援するため、眼科医、視能訓練士、認定眼鏡士による視覚リハビリを提供している。また、視覚障害による運動機能の低下防止に向けた身体的リハビリや歩行訓練も併設施設で実施している。
内科・眼科・リハビリ部門の連携: 各部門が連携することで、患者様の状態を総合的に把握し、最適な治療とリハビリを提供している。
手術から術後まで一貫したサポート: 術前検査から手術、術後の経過観察、リハビリまで、患者様が安心して治療を受けられるよう、院内に眼科と入院病棟を併設している。

豊富な実績と専門性の高いスタッフ



山口医院は、白内障・眼内レンズ手術関連で7,500件以上、網膜硝子体手術関連で1,300件以上の豊富な実績を持つ。また、薬剤師、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、視能訓練士、理学療法士、作業療法士、ケアマネージャー、言語聴覚士、管理栄養士、介護福祉士、医療相談員、医療事務など、様々な専門性の高いスタッフが在籍している。

田口院長の想い



田口院長は、「眼科往診は決して楽な仕事ではありませんが、治療によって生活の質が向上するケースもあると実感しています。これからも地域住民の生活の質を高め、アイフレイル予防に貢献していきたい」と語っている。

今後の展望



山口医院は、地域医療の向上を目指し、今後も講演活動などを積極的に行い、アイフレイル予防の啓発活動に取り組んでいく方針だ。

山口医院 概要



名称: 医療法人社団 育生會 山口医院
所在地: 東京都豊島区西巣鴨1丁目19番17号
電話番号: 03-3915-5885
FAX: 03-3949-3455
HP: https://www.yamaguchi-hp.com/
院長: 田口 朗
理事長: 田口 享子
診療科目: 内科・眼科
* 病床数: 19床

まとめ



山口医院は、内科と眼科を併設し、手術からリハビリまでを一貫してサポートするシームレスな医療サービスを提供することで、地域住民の健康増進に貢献している。今後も、地域に根差した医療を展開し、患者中心の医療サービスを提供することで、多くの人々の生活の質向上に貢献していくことが期待される。


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