フューチャーセッションズとハーチがAI時代のサステナビリティ共創を目指す新提携発表

AI時代の新たな共創プロジェクト始動

株式会社フューチャーセッションズとハーチ株式会社が、AIの力を活用したサステナビリティ・コミュニケーションの新しい形を実現すべく、連携を開始しました。この提携は、企業のコミュニケーションを革新するために対話型の共創プロジェクトを推進し、単なる情報発信を超えて価値を創造することを目指しています。

背景と目的

近年、AI技術の発展により、企業の情報発信やSNSでのコミュニケーションが大きく変わりつつあります。これまでの効率化が進んでいる中で、信頼関係の構築や持続的な企業価値の創造といった本来の目標が損なわれるリスクも考えられます。今回の提携では、フューチャーセッションズの強みである対話による共創プロジェクトと、ハーチのデジタルコンテンツ制作を組み合わせることで、AIが価値創造のパートナーとして機能し、リアルなコミュニケーションが実現できる可能性が探られています。

フューチャーセッションズが持つ「フューチャーセッション」の価値と、ハーチが運営する「IDEAS FOR GOOD」などのメディアが融合することにより、サステナビリティに貢献する新たな価値創造のプロセスが生まれることが期待されています。また、ステークホルダーとの対話を通じて、これまで気づかなかったような価値が発見されることで、持続可能な未来の実現に向けた新たな道が開かれるでしょう。

進行中のプログラム

提携に基づいて、フューチャーセッションズとハーチは、ステークホルダーとの質の高い関係を構築し、サステナビリティの視点から企業の本質的価値を再編集するためのリアルな対話の場を提供します。具体的なサービス提供プロセスは以下の通りです：

1. 従来の情報発信に関する課題の抽出
2. ステークホルダーを招いたフューチャーセッションの企画・設計
3. セッションの実施
4. 結果として得られたビジョン・アクションについての情報発信
5. インパクト指標の設計およびインパクトレポートの制作

期待される効果

この連携により、以下のような効果が期待されます：

- ステークホルダーとの良好な関係性の構築
- 自社の価値の再発見と社会的視点からの再編集
- プロセスを通じたコミュニケーションによる価値創造の実現

公開イベントの開催

提携を受けて、10月9日に「Sustainable Media Futures」という公開イベントが実施されます。このイベントでは、参加者と共にAI時代の持続可能なメディアの未来を探求します。対話を通じた価値の可視化や編集のナラティブ化、新たなコンテンツの活用方法を試作する機会が設けられています。イベントは無料で、先着30名の募集です。

フューチャーセッションズの代表、有福英幸氏は、「この提携により、私たちの取り組みが大幅に進化することを期待しています。新たなメディアの形を定着させ、持続可能な未来へとつなげる挑戦をしていきたい」とコメントしています。一方、ハーチの代表、加藤佑氏も「今回の連携を通じて、新しいサステナビリティコミュニケーションの形を探り、実現していきたい」と語っています。

この新しい連携を通じて、AI時代のサステナビリティに対するアプローチがどのように進化していくのか、今後の展開が非常に楽しみです。