六甲高山植物園の新たな人気者、ユキモチソウ
六甲高山植物園では、今、特に注目の植物である「ユキモチソウ」が見頃を迎えています。このユニークな姿をした植物は、老若男女に愛されており、見た目の可愛さだけでなく、その希少性も魅力です。ユキモチソウは環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に指定されているため、その貴重さも相まって園内でも人気を集めています。
ユキモチソウの特長
ユキモチソウは、高さ30~50cmの多年草で、本州の静岡県、三重県、奈良県や四国の山地に自生しています。特徴的なのは、花の先端部分が白く丸くなっている「付属体」と呼ばれる部分です。この形状が、お餅のように見えることから「ユキモチソウ」と名づけられました。
当園では、ユキモチソウが約200株点在しており、5月上旬までその姿を楽しむことができます。その愛らしい姿は、癒しを求める人々の心をつかんで離しません。
今年度のイベント情報
六甲高山植物園では、アルプスやヒマラヤ、北海道の高山植物に触れられる「え!こんな近くに?!高山植物」というイベントも開催中です。このイベントでは、牧野富太郎や池田瑞月、世良臣絵、西山ゆらといった著名な画家が手がけた高山植物の作品が展示されています。開催日は2023年7月13日(日)までで、毎日10:00から17:00まで楽しむことができます。なお、入園は無料ですが、別途入園料が必要です。
営業情報
- - 開園期間: 開園中~11月30日(日)(休園日がありますので、事前に公式HPをご確認下さい)
- - 開園時間: 10:00~17:00(16:30まで入園受付)
- - 入園料: 大人(中学生以上)900円、小人(4歳~小学生)450円
- - 駐車料金: 通常1,000円、特定日(5月3日~5月6日)は2,000円
また、悪天候により、営業やイベントの内容が変更または中止される場合がありますので、訪れる際には十分ご確認ください。
まとめ
六甲高山植物園では、ユキモチソウなどの珍しい植物を見ながら、心を癒すひとときを過ごすことができます。休日のお出かけスポットとしても最適な場所ですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。自然に触れることで心をリフレッシュさせ、特別な時間をお楽しみください。ここの魅力は、ただの植物園にとどまらず、さまざまな発見に満ちた空間を提供してくれるところです。
詳しい情報は
六甲山ポータルサイトでご確認ください。