新橋トラストクリニックがAIを導入
新橋トラストクリニックは、2025年8月18日よりAI接客システム「AIさくらさん」を導入しました。この新たな技術は、患者へのスムーズな案内を可能にするだけでなく、クリニックのスタッフの業務負担の軽減にも寄与することが期待されています。導入されたのは、40インチの大型サイネージを使用した最初の事例であり、医療業界のデジタル化を促進する重要なステップとなっています。
受付業務における課題
新橋トラストクリニックは新橋駅から徒歩数分というアクセスの良さもあり、さまざまな患者が訪れます。内科や皮膚科、さらにはサロンまで多様な医療サービスを提供しており、その利便性から多忙なビジネスパーソンや地域住民からの支持を集めています。しかし、患者の多さから受付は常に混雑しており、スタッフは来院の対応や電話応対、事務処理などを同時に行わなければなりません。このため、重要な業務に十分な時間をかけることができないという課題がありました。
そんな中で、「AIさくらさん」を導入することで定型的な問いかけに自動応答し、更には受付や予約確認などの窓口業務の効率化が始まりました。これにより、スタッフはより専門的な対応や患者へのホスピタリティに集中できる環境が整いつつあります。
AIによる温かみのあるサービス
「AIさくらさん」は単なる業務効率化だけでなく、患者の不安や疑問に寄り添う役割も果たします。無人受付特有の無機質さを排除し、「待たされない」「聞きやすい」「安心できる」といった体験を提供します。新橋トラストクリニックでは、この温かい接客が選ばれる理由の一つであると考えています。
来院される患者の背景や目的は様々であり、AIさくらさんがそれに寄り添うことで、安心して医療サービスを受けることができる環境が整います。また、患者からのフィードバックを取り入れることで、AIの会話や案内の質を持続的に改善し続ける、「成長型AI受付」としての側面も持っています。
迅速な対応と業務削減に期待大
導入からわずか2週間で、AIさくらさんは250件以上の受付業務を代行し、スタッフの8時間分に相当する作業を担いました。年間換算では、6,000件以上、200時間もの業務をAIが受け持つことになると見込まれています。これにより、スタッフはより専門的な対応に専念できる状況が整いつつあります。
DX推進の未来
新橋トラストクリニックは、今回のAIさくらさんの導入に留まらず、今後もデジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に進めていく方針です。地域に根ざした安心の医療サービスを提供しつつ、先進的な取り組みを続けていきます。
AIさくらさんは、ティファナ・ドットコムが提供する対話型AIであり、最新技術を駆使して様々な業界で利用されており、企業や自治体のDX推進を支援しています。これからも新橋トラストクリニックは、次世代型クリニックとして進化を続け、患者の健康と生活の質の向上に貢献し続けることでしょう。