3月28日午後3時20分、ミャンマー中部のマンダレー付近でマグニチュード7.7の大地震が発生しました。この大規模な地震の影響で、現時点では1,002人が亡くなったと伝えられています。さらに、道や通信が遮断されているため、被害の全貌は未だ把握できていません。この事態を受けて、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(以下、ピースウィンズ)は、運営する災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団'ARROWS'」を通じて、迅速に救援活動を開始しました。
ピースウィンズは、2008年にミャンマーを襲ったサイクロン「ナルギス」や、2015年の大規模な洪水など、過去の災害においても緊急支援を行ってきた実績があります。彼らはこのたび、現地の被災状況や必要とされている支援を調査し、関係機関との連携を密にしながら活動を展開していく予定です。
今回の地震による被害は、すでに救助活動が行われている隣国タイにも及び、バンコクでは建設中の高層ビルが倒壊しました。この事故により約100人が取り残されているとされ、一夜明けた29日も捜索活動が続けられています。
ピースウィンズは、今後の支援活動に必要な資金を募るべく、寄付を呼びかけています。寄付の一部は、以下のクラウドファンディングサイトやリンクを通じて受け付けています。支援はミャンマーの被災者を助けるために大切に使わせていただきます。
また、ピースウィンズは公式ホームページやSNSを通じて、活動の最新情報を随時発信しています。皆様のあたたかいご支援をお願い申し上げます。詳細は以下のリンクからご確認ください。
ピースウィンズ・ジャパンの活動について
ピースウィンズ・ジャパンは、1996年に設立され、自然災害や人為的な危機に対する人道支援を行っている国際協力NGOです。これまでに41の国と地域での活動を通じて、人々の生活を支えてきました。災害支援の中心となる「空飛ぶ捜索医療団'ARROWS'」は、救助活動を行うために医療スタッフやレスキュー隊を迅速に派遣します。各種活動を通じて、社会課題の解決に向けて挑戦を続けています。
今回のミャンマー地震による影響は深刻で、支援を待つ声が高まっています。私たち一人一人の小さな支援が、被災地の人々に大きな力となることを信じています。ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。