外国人財の戦略的採用と育成を目指した新たな業務提携が実現。

みらいコンサルティンググループと森興産、外国人財支援の業務提携を発表

2025年5月、日本の企業が外国人財を効果的に活用するための業務提携が、みらいコンサルティンググループと森興産の間で実現しました。この提携は、複数の事業分野で業務を展開する両社が、外国人財の採用と育成を中心とした支援を強化することを目的としています。

提携の背景と目的

みらいコンサルティンググループは、1987年の設立以来、人事・労務、会計・税務、経営改善などのコンサルティングを手掛けてきました。また、アジア市場への進出を図る企業へのサポートを行っています。
一方、森興産では多言語メディアの運営から、外国人向けの教育・研修、人材紹介まで、幅広く外国人財に関連するサービスを提供しています。
このような背景を持つ両社が手を組むことで、外国人財の採用からその後のサポート体制まで、包括的に支援できる体制を構築することが可能になります。

具体的な取り組み

提携の第一歩として、「ジャパン・リベラルアーツ・プログラム」という新たな取り組みが共同開発されます。このプログラムは、日本におけるビジネス文化の理解を促進し、外国人財が日本企業でスムーズに適応できるようサポートするものです。具体的には、以下の3つの要素が盛り込まれています。
1. ビジネス文化に対する理解を深めること
2. 日本企業における適切な行動様式の習得
3. 多様な関係者との共創活動を通じたプログラム開発
このようなプログラムにより、外国人財が日本での業務においてその能力を最大限に発揮し、長期にわたって活躍できる基盤を築くことを目指します。

両社の強みを生かした支援

みらいコンサルティンググループは国内外に多数の拠点を構えており、様々な経営課題に対する解決実績があります。そのネットワークを活かし、外国人材の採用や定着に繋がる施策の実施が期待されます。
一方、森興産は多言語での情報発信を行い、外国人向けメディア「WA.SA.Bi.」を通じて多くの外国人登録者を有しています。こうした多種多様なサービスを適切に連携させることによって、外国人財の育成や支援をより充実させていく方針です。